「砂の上にも花は咲く」は、20年間期待の星であるシルム（韓国の相撲）の神童キム・ベクトゥ（チャン・ドンユン）と、幼少期のガキ大将オ・ドゥシク（＝オ・ユギョン 演者イ・ジュミョン）が再会することから繰り広げられる若者たちの成長ラブコメディです。
人がいい主人公、信念をもって帰ってきた友人、そんな中からほのぼのとしているけれどもスリルもあるあるドラマになっています。
今回はそんな「砂の上にも花は咲く」のあらすじとネタバレ含む感想をご紹介します。
「砂の上にも花は咲く」のあらすじ
幼少期はシルム（韓国の相撲）の神童と呼ばれたキム・ベクトゥ（チャン・ドンユン）は、20年間期待の星であるが、いい成績が出せず周りに先を越されるばかり。
そんなベクトゥの心の支えは幼少期のガキ大将オ・ドゥシク（＝オ・ユギョン 演者イ・ジュミョン）。男勝りのドゥシクらと遊び、シルムをした思い出だった。
ある日、ベクトゥの町に謎めいた美女オ・ユギョン（イ・ジュミョン）がやってきた。
ユギョンはベクトゥが属するシルムチームの管理チーム長に赴任。そんなユギョンをベクトゥはすぐにドゥシクだと見破るが、ユギョンは否定する。ユギョンの目的は？ベクトゥは20年の沈黙を破りシルムの道場に花を咲かせることができるのか。
「砂の上にも花は咲く」のネタバレ含む感想
正直私は日本の相撲も興味がなかったので、シルム（韓国の相撲）に関してもついていけるか心配でしたが、全くそんな心配はいりませんでした。
まず、めちゃくちゃ人がいいベクトゥに情が移り、気づいたころにはシルムの試合でも自然とベクトゥを応援したくなります。
そして家族含めベクトゥを優しく見守る周りの人が温かい。よくある韓ドラのウワサ好きのご近所さんたちですが、ベクトゥが花開くまで温かく見守ります。
また、ドゥシクは身元を隠しユギョンと改名して町に戻ってきましたが、心の中はドゥシクのままで、だからこそベクトゥがすぐにドゥシクだと見破った時には本当に嬉しかったと思います。ドゥシクが街に返ってきたのは理由があり、その目的を果たすために再び仲間で一致団結する姿は見ているこちらまで嬉しくなります。
方言の言葉と、何より人がいいベクトゥにほっこりしますが、ミステリー要素が散りばめられているため、まったりとスリリングとを絶妙に楽しめると思います。
「砂の上にも花は咲く」のネタバレ含む見どころは
「砂の上にも花は咲く」のネタバレ含む見どころ①チャンドンユンの役作り
韓ドラといえば、主人公がバキバキに鍛え上げた筋肉を見せてくれるのが通常(勝手にそう思ってる)ですが、このドラマに出てくる人たちは、相撲をする人たちなので体がぽよんぽよんしています。
さすがに主人公のチャン・ドンユンは鍛え上げてるのかな？と思いきや、やはりチャン・ドンユンもぽよぽよした体つきです。なんと、このドラマのために14kgも増量したのだとか…
役者さんはさすがです。
そこまでするからこそ、シルムの試合の迫力が出せるし、またそんな感じがベクトゥの性格にピッタリなんですよね。普通の顔をしていてもどこかお人よしさが滲み出てる、そんなベクトゥの見た目と人柄に注目してください。
「砂の上にも花は咲く」のネタバレ含む見どころ②方言
作品の背景であるキョサンが慶尚道（キョンサンド）の地名という設定だったため、主人公のベクトゥとユギョンは、共に方言を流暢に話さなければならなかったそうです。
チャン・ドンユンさんは苦労したようですが、ドゥシク役のイ・ジュミョンさんは釜山（プサン）出身だったため、二人で相談しながら進めたそうです。そのくらい自然に方言を話されているイ・ジュミョンさんはじめ、ベテランの方々もみんな方言で話されるのでこのドラマの作品感がより一層際立った感じがします。
イ・ジュミョンさんは、この方言の部分が特に魅力的に感じたということで、オーディションでも「絶対にこの役がやりたい」と思ったそうですよ。
「砂の上にも花は咲く」のネタバレ含む見どころ③友人たちとの再会シーン
小さい頃のガキ大将であるドゥシクは、身元をかくして「ユギョン」と改名して街に戻ったため、ベクトゥ以外はドゥシクだと気付く人がいません。そんなドゥシクの前でベクトゥの友人ソッキはドゥシクのことをボロクソにけなします。それを聞いて我慢できずとうとう自分がドゥシクだと明かしてソッキを追い掛け回すのですが、そこが長い月日を経てやっと取り戻した仲間の時間だと感じ、胸が熱くなりました。
「砂の上にも花は咲く」のあらすじとネタバレ含む感想まとめ
今回は、シルム（韓国の相撲）の神童キム・ベクトゥ（チャン・ドンユン）と、幼少期のガキ大将オ・ドゥシク（＝オ・ユギョン 演者イ・ジュミョン）の「砂の上にも花は咲く」のあらすじとネタバレ含む感想をご紹介しました。
ほのぼのとした世界観と、事件解決までのスリリングがちょうどよくマッチしているドラマです。１２話という点も見やすい点の一つかと思います。
迷っている方はぜひ見て損はないドラマです。
