優雅な一族のあらすじとネタバレ含む感想・見どころ

韓国ドラマ

2019年放送の『優雅な一族』は、MBN開局以来最高の視聴率を獲得したサスペンスドラマです!

15年前に母が殺された事件の真犯人を突き止めて、真実を知りたい大財閥グループの美人令嬢。

濡れ衣を着せられて15年も服役中の母の無実を何としてでも証明してみせると心に誓うイケメン弁護士。

二人が偶然出会ったことで再び開かれた過去の事件簿。

主演は「私のIDはカンナム美人」のイム・スヒャン×K-POPグループ「トゥエンティ・フォ-・セブン」のメンバー、イ・ジャンウ。

展開の早いサスペンスの中にも微笑ましいカップルの甘酸っぱいラブロマンスがほどよく溶け込んでいます。

今回はそんな「優雅な一族」のあらすじとネタバレ含む感想・見どころを紹介したいと思います。

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優雅な一族のあらすじ

 

優雅な一族 DVD-BOX1 [ イム・スヒャン ]

韓国の大手財閥MCグループの令嬢モ・ソッキ(イム・スヒャン)は祖父、MCグループの名誉会長モ・ワンピョ(チョン・グクファン)に溺愛され何不自由なく過ごす。

ところがある日、ソッキが帰宅すると画家をしている母アン・ジェリム(パク・ヘナ)が部屋で血まみれになり倒れていた。

傍らには、血のついた包丁を片手に握り放心状態の家政婦イム・スン(チョ・ギョンスク)の姿が。

母親の殺人事件をきっかけに、ソッキはMCグループを裏で支配する「TOP」の司令塔、ハン常務(ペ・ジョンオク)に海外に追いやられてしまう。

大財閥、モ一家が暮らす豪邸には、名誉会長の息子モ・チョルヒ(チョン・ウォンジュン)とチョルヒの後妻で元看護士のハ・ヨンソ(ムン・ヒギョン)、

チョルヒ夫婦の長男、モ・ワンス(イ・ギュハン)、二男のモ・ワンジュン(キム・ジヌ)、三男のモ・ソジンらが大勢の使用人らと共に優雅に暮らしていた。

ソッキが海外で暮らすようになってから15年後のある日、名誉会長のワンピョは息子ではなく孫のソッキを後継者にすると断言し、その直後事故に遭い意識不明の重体に!

その頃、自由奔放に生活するソッキの元にも祖父が危篤だと謎のメールが届き慌てて帰国する。

一方、弁護士のホ・ユンド(イ・ジャンウ)は幼い頃、突然、母親が殺人罪で刑務所に収監されてしまい独りぼっちに…。

意識を失って川岸で倒れ込んだところ、偶然その場に居合わせたホ・ジャンス(パク・サンミョン)に助けられる。

ジャンスは小さな焼肉屋を営んでいたが、昔、妻と息子を亡くして一人暮らしをしていた。

自分の息子になるかと声をかけられたユンドは、ジャンスの息子として育てられることになる。

ジャンスから愛情をたっぷり受けて、優しく正義感の強い大人に成長したユンド。

そんなユンドと、祖父に会うために慌てて帰国したソッキは、ふとしたことから偶然出会う。

ソッキはユンドが弁護士だと知り、謎のメールが誰から送られてきたのか調査して欲しいと依頼する。

最初は高飛車で突拍子もない行動をとるソッキに戸惑い距離を置くユンドだったが、彼女が実は弱者に優しく正義感が強いことに気づく。

ソッキも誠実なユンドの姿を見ているうちに、徐々に心を開いていく。

さらにある日、事件当時から母親の死に疑問を持ち続けていたソッキは、母親を殺害した真犯人は誰なのか一緒に突き止めてくれないかとユンドに話をもちかける。

そして、偶然にもソッキの母親を殺害した犯人にされ15年間も服役をしている元MCグループの家政婦というのは他でもないユンドの母親だった。

ユンドもまた母親が真犯人だとは思っておらず、いつか必ず冤罪を晴らそうと胸に誓っていた。

こうして志を同じくした二人はMCぐループの中に犯人がいると狙いをつけ巨大勢力に果敢に立ち向かう。

しかし、彼らの前に立ちはだかるのは一筋縄ではいかないモ家の面々と、MCグループを裏で支える「TOP」のモンスターとも言える恐ろしい女、ハン常務…。

悪戦苦闘する中、やがてソッキとユンホの熱意に共感した協力者を得ることに成功。

協力者のメンバーは、「ニュースパンチ」代表のキム・ブギ(パク・チョルミン)と同社写真記者のオ・グァンミ(キム・ユンソ)、そしてユンホが信頼する友人のオ刑事(ナ・インギュ)の三人。

こうして仲間の知恵とコネを武器に、徐々に真相に近づいていく二人。

ソッキの母親を殺害した真犯人は一体誰??

ユンホの母親の無実を証明するための再審請求を勝ち取ることはできたのだろうか?

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優雅な一族のネタバレ含む感想

「優雅な一族」と言うタイトル通り、想像を遥かに絶する豪邸、食卓にはいつも高級レストランのフレンチコースのようなテーブルセッテイング。

食事の時だけでも4~5人の使用人がわずか数人の一族にサービスをするため、横一列に並んで待機するなど半端ないスケールに圧倒されました!

ドラマ全体がゴージャスな雰囲気に包まれ、サスペンスや復讐の要素もしっかり組み込まれていたので、かなり高級なサスペンスドラマといった感じでしょうか。

最後までドロドロはあまり感じさせず逆にそれが心地よかったくらいです。

しかし、優雅な生活の裏側では家族の心は見事にバラバラで、少しも幸せそうに見えなかったところにミステリーを感じて違った意味で引き込まれます。

そして、このドラマの一番の魅力は美人女優さんがたくさん出演していることです。

スタイル抜群で可愛くて綺麗で目を奪われるのは、MCグループの御令嬢、モ・ソッキ役のイム・スヒャンさん

背筋を真っすぐに伸ばし、コツコツと音をたてながらモデルウォークで登場するシーンは何度見ても最高にカッコよかったです。

声も素敵であっという間に大ファンになってしまいました。

イム・スヒャンさんの代表作「私のIDはカンナム美人」もまた違った役どころで、とても面白いですよ。

ソッキのお相手役、ホ・ユンドという弁護士を演じたイ・ジャンウさんは当初はちょっと垢ぬけない印象を持ちましたが、回を重ねるごとに魅力的になっていく不思議な俳優さん。

ソッキとユンドは後半に入ると自然にカップルになるんですが、並んで歩く姿もなかなかお似合いで微笑ましいです。

イム・スヒャンさんの美しさにさらに華を添えている美人女優は、一族の二男の嫁、ペク・スジン役のコン・ヒョンジュさん。

この女優さんも品が良くて本当に感じが良かったです。

スジンはさすが良い家柄出身で品があり容姿端麗でとても魅力的な女性なんですが、6年間の結婚生活で一度も結ばれたことがない仮面夫婦というのが驚き。

スジンの夫、ワンジュンに致命的な秘密があったせいで美しく魅力的な妻にまったく興味がなかったという勿体ない話なんです。

夫に秘密があることを知らなかったスジンが家を追い出された時「自分には女としての魅力がないのか正直に答えて欲しい」と聞くシーンは可哀想でした。

そして、夫、ワンジュン役のキム・ジヌさんもそれはそれはハンサム‥。

ここでは悪者役だったのが残念ですが、「リメンバー」というドラマの中での判事役は軍を抜くほどのカッコよさでした!

さらにもう一人の美人キャストはMCグループ専属モデル兼女優、チェ・ナリ役のオ・スンウンさん。

この方もスタイル抜群で今風の顔立ちでとっても存在感がありました。

イム・スヒャンさんのモデルウォークと同じようにもう一人、歩き方が堂々として目についたのは元判事でチーム「TOP」の司令塔、ハン常務役のペ・ジョンオクさんです。

ペ・ジョンオクという女優さんは色んな役を演じ分けられることから「1000の顔を持つ」と言われているみたいですね!

どちらかと言えば、情のあるキャリアーウーマンが似合いそうなタイプですが、このドラマのような悪役は初めて見ました。

キツイ性格を表現するためなのか、目尻よりさらに先に伸ばして引かれたアイラインが気になって仕方なかったです。

一族の中で厄介者扱いをされていた長男、ワンス役のイ・ギュハンさんは、目がギョロっとしていかにも癖のありそうなタイプ。

しかし、このドラマの中での抜群の演技力に感心しました。

色んな意味でこのワンスという人物は最後まで気になる存在でした!

毎回、数分間に渡って回想シーンが流れ、その後、タイトルが出てドラマが始まるのですが、これがなかなか良かったです。

徐々に秘密が視聴者に明かされていくのが面白いです。

後半にいくほど、新たな事実が発覚するので見始めると一気見レベルで、それくらい面白くて素敵なドラマでした。

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優雅な一族のネタバレ含む見どころ①ピカノの葬式と真っ赤なドレス姿のソッキ

このドラマを見始めて最初に強烈なインパクトを受けたのは「ピカソ」の葬式です。

ピカソと呼ばれているのは「モ家」の水槽の中で可愛がられていた白くて大きい、おそらく相当高価な魚です。

葬式は屋敷の広大な庭で行われ、祭壇には「ピカソ」の遺影が飾られています。

喪服姿で式に参列した家族や財界の要人たちが、長細い池の両側にズラ~ッと並んで一輪の花を投げてピカソの霊を弔います。

魚の葬式だけでもこんなに盛大なセレモニーをするだなんて、この財閥はいったいどれだけ?と唖然としてしまいます。

そこへソッキだけがあとから現れて花を投げ込むのですが、その時の服装は目の覚めるような真っ赤なドレス!

ソッキの姿がとてもゴージャスで葬式とは余りにもかけ離れたところに強烈なオーラを感じましたが、何をやってもカッコいいです。

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優雅な一族のネタバレ含む見どころ②裏でソッキが入れ知恵をしていくシーンに思わずワクワク

ソッキは容姿端麗だけでなく、とにかく頭の回転が早くて悪知恵に関しても相当なキレものです!

グループを裏で仕切っているTOPチームの司令塔、ハン常務に思うようにさせないため早いうちに手を回します。

そして家族が呼び出される事が事前に分かっているかのように一人一人と接触して感情をコントロールしながら敵の計画を阻止します。

見ているほうも気持ちが良くなるくらいにソッキは本当にスカッとさせてくれます!

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優雅な一族のネタバレ含む見どころ③水をぶっかけられたハン常務のまさかの表情

このドラマは展開も早いのでストレスを感じることなくサクサクと見ることが出来ます。

ストーリーも面白いのですが、特にハン常務が率いる「TOP」の絶対的地位と勢力には毎回驚かされます!

「TOP」は、MCグループにとって不利益になる出来事をすべて内部で解決するために結成された組織のことです。

例えば会長の息子が飲酒運転を起こした時はチーム長のハン常務が警察の関係者を動かし息子を無罪にするなど。

明らかに黒いものでも白に変えてしまえるくらいの歪んだ力を持っている悪徳機関です。

元判事だったハン常務の賢さは相当なもので、有能な検事まで下に抱え込むほどとにかくずる賢いキレものです。

それに加え、ハン常務は血も涙もない冷血人間という言葉がピッタリで、当然、プライドも半端ないのが伝わります!

そんなハン常務に、ある日、まさかの出来事が‥‥。

ユンドがソッキの母親殺しの真相を暴こうとするのを阻止するため、ユンドの養父が経営する焼肉店を訪れた時のこと。

養父ジャンスに、ユンドを諦めさせないと息子の将来は無いと脅すハン常務。

しかし、ジャンスは息子ユンドが決めたことに逆らうつもりはないと精一杯の抵抗をするのです。

言いたいことを言って店を出ていこうとするハン常務を呼び止めたジャンス。

やはり気持ちが変わったのかと思ったら、テーブルの上に置かれたポットに口をつけ水を飲んでひと呼吸おいた次の瞬間!

ハン常務の顔目がけてバシャーンと水をぶっかけるのです!

この時のハン常務のビックリした表情はかなり見ものです。

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優雅な一族のあらすじとネタバレ含む感想・見どころまとめ

最初から最後までとにかくゴージャスでスケール大です!

聡明なヒロインが次々に問題を解決していくところがスカッとして気持ちがよいドラマで、これをより優雅に引き立てているのはOSTの素晴らしさではないかと思います。

思わず頭の中でワルツを踊ってしまいそうなくらいに軽快なメロディと、ここぞという場面で必ずといっていいほど刻み始めるイントロ。

壮大なメロディの中にどこか物悲しさが漂うメロディ。

それぞれのシーンと共に頭の中にすっかり定着してしまうほど素敵な曲ばかりです。

そして何よりキャストの豪華さにかなりの見応えを感じました!

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