私はチャンボリのあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?

韓国ドラマ

『私はチャンボリ』は、2014年に韓国MBCで放送され、最高視聴率37.3%にまで達した大ヒットドラマです。

主要キャストは「輝くか、狂うか」のヲ・ヨンソ、「福寿草」のイ・ユリなど豪華メンバーが勢ぞろい!

いつも真っすぐに生きて曲がった事は絶対に許せない主人公のボリと、見た目は天使でも一皮剥けば「最凶な悪魔」のような女性、ミンジョン。まさに、二人の女の意地とプライドのぶつかり合いです。

その他にもKARAのスンヨン、SUPERNOVA(旧・超新星)のゴニルも主演している事から、K-POPアイドル達の演技にも注目が集まりました。

今回は『私はチャンボリ』のあらすじとネタバレ含む感想・見どころを紹介していきます。

スポンサーリンク

私はチャンボリのあらすじ

韓服の名家、「ピスルチェ」の長男の嫁、オクス(ヤン・ミギョン)と二男の嫁のイナ(キム・ヘオク)は後継者争いに火花を散らす日々を送っていた。そんな中、イナは仕事にかまけて小学生の一人娘ウンビ(幼少時代はユ・ウンミ)をいつもないがしろにしていたため、そのことに激怒する夫、スボン(アン・ネサン)と夫婦喧嘩が絶えなかった。

ある大雨の日、オクスが運転する車が事故を起こす。イナはその場に居合わせたにも関わらず気が動転し、慌てて車に戻り走り去ってしまう。この時、車の後部座席の下にこっそり身を隠し、自分についてきていた娘のウンビが居た事など想像すらしていなかった。

ウンビはその時、車外に出ていたため現場に置き去りにされてしまう。

暫くしてウンビは、ふらふらと道を歩いている所を借金取りから逃げる途中のヘオク(ファン・ヨンヒ)が運転する車に跳ねられてしまう。ヘオクは魔が差し、警察には届けず、そのままウンビを連れ去ってしまった。

目覚めたウンビは記憶喪失になり、ヘオクの事を母親だと思い込んでいた。ヘオクも事故を隠すために、ボリと名前を付けて養女にし、小学生の娘、ミンジョン(イ・ユリ)の妹として育てる事にする。

一方でミンジョンは貧乏な生い立ちにずっと嫌気がさしていた。ある日「ピスルチェ」が絵のコンクールを開催する事を知り参加した。そして、ウンビが描いた絵をそっくり真似て描き自分の作品だと提出する(ウンビは絵が得意だった)。そこで賞を取ったミンジョンはスボン、イナ夫婦の援助を受ける事に成功し大学にも通わせてもらう。

その後まもなく、「ピスルチェ」を出て素性を隠しながらひっそりと暮らしていた叔母のオクスや、幼馴染のジェファ(キム・ジフン)にも偶然再会したボリだが大人になっているためお互いに気づかない。

果たしてボリは、本当の両親の元へ戻る事が出来るのだろうか?

スポンサーリンク

私はチャンボリのネタバレ含む感想

このドラマは名門「ピスルチェ」がメイン舞台であった事から、美しい韓服が幾度となく登場したり、カラフルな染物が干してある広い庭を見る事も出来たり、とても目の保養になりました。

ちなみに「韓服」とは韓国の民族衣装の事で、「チマチョゴリ」は女性が着る服の事です。「チマ」がスカートの部分、「チョゴリ」は上の服の部分の事を言います。

親の後継者争いに巻き込まれ、交通事故そして記憶喪失になってしまったボリ。学校にも行かせてもらえずヘオクが経営する小さなクッパ店で、こき使われてしまう毎日なのに、本当の親だと思っているので、どんなに叩かれてもそれは愛情だと信じ込んでいる。そんな姿は本当に可哀想でした。

逆に貧しい家庭で育ったミンジョンが自分の母親を捨て、孤児だと嘘までついてお金持ちの同情を引き、裕福な暮らしを手に入れると言うずる賢さには呆れました。

けれども物語は、悪事を重ねれば因果応報でそのまま自分の身に返ってくると言う筋書になっていたので最後は肩の力も抜けてホッとしました。

「悪女が他人の人生を乗っ取る」と言う陰湿な内容ではありましたが、脇役達がいい味を出し、子役が無邪気で可愛かったり、ボリの養母、ヘオクが鬼のような母親であったのにも関わらず、端々で人間らしさを感じられた事などから暗いイメージは全くありませんでした。

驚異的な視聴率を得た事からも、毎回お茶の間を騒がせるほどの最高傑作であったことは間違いないと思います。

スポンサーリンク

私はチャンボリのネタバレ含む見どころ①イケメン兄弟の争い

韓ドラと言えばイケメンの存在が気になるところですが、このドラマにも登場しています!

1人はジェファ(キム・ジフン)、ボリの恋人で検事をしています。

そしてもう1人はジェファの異母兄弟であるジェヒ(オ・チャンソク)。

2人は母親が亡くなり父が再婚をして一つ屋根の下で暮らす事となります。

小さい頃は同じベッドで眠るなど本当に仲良しだったのですが、やがて犬猿の仲になってしまいます。

特にジェヒは自分が愛人の子供だった事に劣等感を持っているので兄ジェファに対して仕事上でも闘争心がむき出しです。

兄ジェファが太陽のように明るい性格なのに対して、弟ジェヒは少し陰気で冷たい印象です。

そのようなイケメン兄弟の争いもなかなか見応えがあります。

スポンサーリンク

私はチャンボリのネタバレ含む見どころ②現代版三大悪女の一人が現る?

史上最大の悪女とも評価されたミンジョンを演じるイ・ユリさんの演技は一級品です!主演のオ・ヨンソさんを抜いてMBC演技大賞を受賞されたほどです。

ミンジョンの悪だくみは底知れず、嘘がバレた時はすぐ人のせいにしてその場を逃げ、さらに自分が窮地に陥ると相手の弱点を握って今度は逆に脅して言いなりにさせるのです。

イ・ユリさんは「福寿草」や「凍える華」など、復讐劇にも出演されていますが、「私はチャンボリ」の中では堂々たる「悪女役」です。

そして、彼女が演じる最強の悪女の存在がなければストーリーは成り立たたなかったと思います。

ちなみに、「凍える華」のあらすじと感想は別の記事にまとめていますので、見てみてください。

凍える華では、イ・ユリさんは健気に頑張る主人公を演じています。

スポンサーリンク

私はチャンボリのネタバレ含む見どころ③子役の驚くべき演技力

子役たちの演技も外せません。

中でもボリの娘、ビダンを演じたキム・ジヨンちゃんの子供とは思えない演技力は驚きものです。

少し不揃いの太めの眉がチャームポイントで愛嬌のある可愛らしい女の子です。

最近では梨泰院クラスにも大人っぽくなった姿で登場しています。

正義感が強くて負けず嫌い、大好きな母親が幸せになるためには自分が犠牲になってもよいとまで、大人顔負けに回りの気持ちを考えたり・・。

そんなビダンの登場シーンには目頭が何度も熱くなってしまいます。

キム・ジヨンちゃんは、この年に子役賞を受賞しました。

やはり納得の演技力ですね。

スポンサーリンク

私はチャンボリのあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?まとめ

ドラマのメイン舞台となった「ピスルチェ」は韓国の伝統形式で建てられた歴史的建造物です。現在はソウル民俗文化財9号として指定を受け、財団により運営され、週末には多くのファンが訪れているようです。

終盤が近づくたびに時間があっと言う間に過ぎ去り、毎回いいところで終わってしまうので続きが気になって眠れない。

そんな中毒になってしまうような刺激を受けたい人には特にオススメのドラマです。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました