『結婚作詞 離婚作曲』(韓国語題:결혼작사이혼작곡 )は2021年1月23日から韓国で放送されました。
日本でもNetflixで同時配信され、その内容から話題を呼び、2021年6月からシーズン2が放送開始されることも発表され話題を呼んでいます。
今回はそんな『結婚作詞離婚作曲』のあらすじやネタバレ含む感想・見どころをご紹介します。
結婚作詞 離婚作曲2の第1話あらすじはこちらの記事にまとめていますので、こちらもチェックしてくださいね!
結婚作詞離婚作曲のあらすじ
ラジオ構成作家のイ・シウン(チョン・スギョン)は、夫パク・ヘリュン(チョン・ノミン)と子どもたちと幸せな生活を送っていたが、ある日夫のヘリュンから「結婚生活を終わりにしてほしい」と言われる。女性の影も見当たらない夫からそんなことを言われるとは夢にも思っていなかったシウンは愕然とする。
同じ職場で同僚のラジオプロデューサーのサ・ピヨン(パク・チュミ)、元アナウンサーでラジオDJのプ・ヘリョン(イ・ガリョン)に相談すると「もう少し身なりに気をつけたほうがいい」というアドバイスを受ける。
シウンは、これからは節約だけでなく身なりにも気をつけるから、離婚を考え直してほしいとヘリュンに伝えるがへリュンの意思は固く、実は好きな人がいることを告白される。
また、ピヨンの夫である病院長のシン・ユシン(イ・テゴン)、ヘリョンの夫である弁護士のパン・サヒョン(ソンフン)にも、女性の影が現れ・・・
成功した30代、40代、50代の魅力的な3人の女性主人公の前に突然訪れた、想像もできなかった不幸に対して夫婦はどう進んでいくのか。
結婚作詞離婚作曲のネタバレ含む感想
良くも悪くも続きが気になる!と絶対思うドラマです。
というのも、「シーズン1」は、がっつり「シーズン2」への序章ですから。
よくある、「シーズン1はとりあえず終了して、好評だったからまた新バージョン」というものではありません。
思いっきり「・・・つづく」という終わり方です。
ですから、不倫モノで少し見るのが辛くなっていた私でさえも「この先どうなるの?」と気になる存在のドラマになってしまいました。
内容はというと、不倫モノなので見ていて虚しくなりました。
このドラマには3組の夫婦が出てきます。それぞれの妻は3種類あり、世の中の妻はたいていこの3つのグループに分かれるのではないかと思うほどに親近感があります。
- 仕事も家事も子育ても完璧だけど身なりに気をつけない妻(イ・シユン)
- 仕事はバリバリだが家事はあまりせず子供を欲しがらない妻(プ・ヘリョン)
- 仕事も家事も子育ても完璧、身なりにも気をつける完璧な妻(サ・ピヨン)
まずは1のシユンが夫から別れようと言われるところから始まるのですが、それを知った2ヘリョンと3ピヨンは「身なりに気をつけないから・・・」と言います。
でも、3の「仕事も家事も子育ても身なりも完璧にしていた妻」ピヨンでも浮気されるのです。
もう、どう頑張っても無理じゃないかと思ってしまいます。
男の人は、若くて魅力的な女性から誘われるとそっちになびいちゃうのね、ということをドラマを通じて改めて認識させられます。
一方、2の、家事をしない妻ヘリョンを見ていると、夫のサヒョンに少し同情してしまい、こんな妻なら他の女の人に目が行ってしまうのも無理ない?と思うほどの妻ですが、不倫を正当化しようとして投入されたカップルかな?と思えなくもない夫婦でした。
唯一、私が先が気になるカップルといえば、このヘリョン・サヒョン夫婦と、その不倫相手で妊娠してしまった女性の行く先です。
これがシーズン2でこの先どうなるのか?
とても興味があり、どうしても見ないと気になるような心境になってしまっています。
結婚作詞・離婚作曲の視聴のポイント・ネタバレ含む見どころ①ドラマの進み方
ドラマの構成が面白いのも一つのポイントになっています。
3夫婦出てくるのですが、その全ての夫が不倫しています。
なんちゅードラマだ!と思うのですが、最初はなかなかその不倫相手が出てこないためにあまり臨場感がありません。
また、3つの夫婦それぞれにポンポンと場面が変わっていくので頭を切り替えなければなりません。
ただ、ある程度の話を過ぎた頃から若い女性が3人出てきます。
これは・・・と思っているとやはり不倫相手の女性たちです。
ドラマの後半の話数からは、この女性たちにフォーカスを当てた話になっているのです。
ドラマ全体の序盤では身勝手な不倫をする夫と、それにより振り回される妻を描き、ドラマ終盤ではその不倫相手の女性とどう出会ってどう関係性を持っていくのかがゆっくりと描かれています。
その点で、最初は人妻目線で見ていて辛くなっていた私ですが、後半では客観的に見て「この先どうなるんだろう?」と思ってしまうような内容になっていました。
この構成の面白さも見どころのポイントです。
結婚作詞・離婚作曲の見どころ②娘ヒャンギのかっこよさ
父親が離婚したいと言い出したことを母親から聞き、離婚には反対していたヒャンギ。
「生んだのなら育てる義務があるはず」と言い、せめてまだ幼い弟が成人し、自分が結婚するまで離婚せずに父親に一緒に暮らしてほしいとお願いします。
しかし!父親が他の女性と会っているところを目撃してからは態度が一変します。
それも、母親が父の誕生日プレゼントとしてあげた車で浮気していたことを知って愕然とし、父親に思いの丈をぶつけます。
ヒャンギの言葉はどれも正論で芯が通っており、母親の思いを全て代弁してあげているようで、見ていてこちらがスカッとしました。
結婚作詞・離婚作曲の見どころ③継母ドンミ
ピヨンの夫で病院長のシン・ユシン(イ・テゴン)の母ドンミ(キム・ボヨン)は、ユシンが小さい頃にユシンの父と再婚した女性であり、ユシンとは血がつながっていない母になります。
後にユシンが「ドンミは初恋だ」と言っている通り、ユシンにとって継母ドンミは特別な存在なのです。それを知ってか知らずか、ドンミもユシンのことを息子としてではなくどこか特別な存在として誘惑しているような対応です。
そんな関係性が、見ているこちらとしては不思議で変な存在です。
また、ドンミはところどころ芝居を打つんです。そんな強烈なドンミにも注目です。
またプライベートでは、このドンミを演じたキム・ボヨンさんと、イ・シウンの夫パク・ヘリュンを演じているチョン・ノミンさんは、2004年に実際に結婚して2012年に離婚しています。
離婚以来、初の共演ということで、そこでも話題を呼びました。
結婚作詞離婚作曲のネタバレ/あらすじや感想・見どころは?まとめ
シーズン2が放送される『結婚作詞離婚作曲』ですので、シーズン1は序盤に過ぎません。シーズン1では主に、男性がどのような過程で不倫をすることになったのかが描かれています。
その後、シーズン2ではどのような結末に持っていくのか、それがポイントです。
シーズン1を見た人は、絶対にシーズン2を見たくなることでしょう。シーズン2の放送が楽しみですね!