「私の恋したテリウス」は、2018年MBC演技大賞でソ・ジソプが「最優秀演技賞」と「演技大賞」をW受賞、全8冠を受賞しています。
韓国では最終話まで同時間視聴率1位を独占し、韓国初のポーランドでのロケを行ったとして、話題になった作品です。
そんな、私の恋したテリウスですが、2018年の放送時にすでにコロナウイルスについて言及している部分があるのです。それは予言だったのか?
今回は「私の恋したテリウス」の、コロナについて話した部分と、簡単なあらすじ、ネタバレ含む感想と見どころについてご紹介します。
私の恋したテリウスのあらすじ/コロナを予言?
まずはあらすじをご紹介します。
生活のために働かなくてはいけないのに、双子を預けられず困っていた。
向かいに住んでいるキム・ボン(ソ・ジソプ)は、かつてテリウスと呼ばれNISで任務にあたっていた。だが3年前に作戦に失敗し恋人を亡くして以来、その真相を暴くべく身を隠して生活していた。
ボンは、国家安全保障室長とジョンイルが同じ日に謎の死を遂げていることを知り、自分が追っている事件にエリンが関係しているのではないかと疑問を抱き始める。
そして、エリンの子供たちのベビーシッターを買って出ることにした。
ボンが追っている事件とは?NISとの関りは??
NISとは、韓国のCIAのようなものです。
題名からはあまり想像つかないような内容ですよね。
では、コロナウイルスについてはどのような形で出てきたのでしょうか?
私の恋したテリウスでコロナウイルスを予言していた?(ネタバレ含む)
ドラマのネタバレ含む感想・見どころは下に詳しく書いていますので、是非最後まで読んで行ってくださいね。とても面白いドラマですよ。
このドラマの中で「コロナウイルス」がどのように出てくるのかというと、ある施設で亡くなった人の原因を調べたら、コロナウイルスだった、という設定でした。
このドラマでは、コロナウイルスについて
- 人間の肺や呼吸器官に深刻な被害をもたらす
- 治療法もワクチンもない
- 潜伏期間が2~14日
- 感染者の90%が死亡する(20%だったのを人為的に90%に引き上げた)
と分析していました。
今現在流行っているコロナと同じですね!
ドラマ内では、人為的に致死率を上げウイルステロを起こし、そのワクチンを売るために何者かが意図的にウイルスを変異させたのではないかということも疑っていました。
新型コロナウイルスが蔓延する前に書かれた脚本ですので、まるでコロナが流行る未来を予言しているかのようで鳥肌が立ちました。
まさか放送後、すぐに現実化するとは誰も思っていなかったのではないでしょうか?そう考えると、偶然にもコロナウイルスが蔓延する世界を予言していたかのようですね。
では、肝心のそのドラマの感想と見どころをご紹介します。
コロナウイルスが登場するとは言っても、内容も登場人物もみどころがありとても面白いドラマですよ!
私の恋したテリウスのネタバレ含む感想/コロナを予言?
ヨーロッパを舞台に撮影されたシーンは目を引くアクションが多く、正統派スパイ映画のようでした。
シリアスなストーリーのドラマなのかな…と思っていたら、いい意味で期待を裏切られました。
出演しているキャラクターみんなよかったのですが、やはりボンが最高!ソ・ジソプのいろんな表情が見られるのは、見どころの一つだと思います。
あんなに渋いのに、子供たちに顔中をシールだらけにされたり、占い師や農作業着などのコスプレ姿⁈まで披露してくれます(笑)それでもかっこいい…罪なソ・ジソプです!
そしてエリンは、同じ母親として尊敬する面が多かったです。
夫がいなくなっても悲しみに暮れ続けず、子供の前では明るく振る舞い、必死に守って育てている姿はカッコいいと思いました。
個人的に注目していた俳優さんがソン・ホジュンです。
彼の演じるJインターナショナルの社長チン・ヨンテは、悪役にも関わらず心底の悪人じゃないという、エリンのことを気に入っているように見えるのも可愛く、なんだかちょっと間抜けなんです。
クールでナルシストな彼ですが、追われる立場になった時に服をリサイクルボックスやごみ箱などからかき集めて「なんで俺が!」と言いながら着たり、泣きついたり取り乱したり、ボンのことを「ブラザー」と言っちゃうところとか、クスッと笑えるお茶目な悪役でした(笑)
彼の口癖「オッケィ」がしばらく頭から離れません。
またこの作品で一番びっくりしたのが、前途したコロナウイルスのことです。
韓国で公開されたのが2018年ということなので、世界的に蔓延する前の話ですよね。私たちが知らないだけで研究者たちの間では起こりえることだったのかもしれないと思ったら、ちょっとゾッとしました。
そんな「私の恋したテリウス」の見どころをご紹介します!
私の恋したテリウスのネタバレ見どころ①双子とベビーシッター/コロナを予言?
エリンの双子ちゃん、ジュンスとジャニが可愛さMAXです!!!!純真無垢な二人を見ているとやさしい気持ちになれます。
ボンのベビーシッター度合いも絶妙で、あの大きな体で小さな滑り台を滑ったり、眉間にしわを寄せながら子供たちと真剣に遊ぶ姿に萌えました。
でも優しいだけじゃなく、危ないことはダメとか、ご飯をきちんと食べる、歯磨きをしっかりする、そういうこともきっちり教えているのでますます好感度アップ!
暗めのトーンでミニマムな生活を送っているボンの家が、どんどんカラフルな子供用品でいっぱいになっていく様も、子育て経験者なら大いに頷けるはず。
そんなソ・ジソプのイクメンっぷりは必見です!
私の恋したテリウスのネタバレ見どころ②KIS(キングキャッスル主婦情報局)
頼もしいネットワークであり、時に警察よりも役に立つ、恐ろしいしゅふ集団です(笑)
この主要メンバーでエリンのママ友である、シム・ウナ(キム・ヨジン)、ポン・ソミ(チョン・シア)、キム・サンリョル(カン・ギヨン)の3人がいい味出しているんですよ。
女性が働きに出て男性が家事をする“主夫”もいますから、カン・ギヨンさんの存在(主夫)は時代に沿っているなぁと感心しました。カン・ギヨンさんのコミカルなキャラクターも健在!ボンとの絡みも笑えました(笑)
KISのネットワークの素晴らしさはジュンスとジャニが誘拐されたときに発揮されます。
彼女たちのおかげで解決したようなものなので、大注目です!
私の恋したテリウスのネタバレ見どころ③NIS(国家情報院)
国家情報院長シム・ウチョル役にはオム・ヒョソプ、副院長のクォン・ヨンシル役はソ・イスクが演じています。
ふたりともベテランの俳優さんで、人気作品に多数出ていらっしゃいますよね!この二人がストーリーの核の部分で面白いところです。
そしてボンと一緒に事件を解決していくユ・ジヨン(イム・セミ)と、ラ・ドウ(ソンジュ)。
ボンに片思いしているジヨンと、そんなジヨンを想い続けているラ・ドウ。この作品でのラブラインと言えば、この二人くらいかもしれません。
私の恋したテリウスでコロナを予言していた!ネタバレ含む感想と見どころまとめ
「私の恋した」というタイトルに騙されてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、胸キュンなドキドキ!という展開は控えめです。
ですが、「お鼻~」と言って鼻と鼻を合わせたり、ソ・ジソプの抜群なスタイルにはキュンとなること間違いなし!
「一家に一ボン」欲しいと思える作品です。