サイコだけど大丈夫のあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?

韓国ドラマ

韓国で2020年6月20日〜8月9日まで放送されたドラマ「サイコだけど大丈夫」は、除隊後、本作品で初めて本格的にドラマ復帰をしたキム・スヒョンさんが主演を務め、人気童話作家役を人気ドラマ「花郎」に出演されたソ・イェジさん、ムン・ガンテの兄を「椿の花咲く頃」にも出演されたオ・ジョンセさんが出演されています。

圧倒的な映像美に加え、ドラマのメッセージ性などが話題になりました。

今回は、そんな「サイコだけど大丈夫」のあらすじと見どころ、実際に見た感想をご紹介します。

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サイコだけど大丈夫のあらすじ

tvN

精神科病棟に勤務する保護士のムン・ガンテ(キム・スヒョン)は、兄ムン・サンテ(オ・ジョンセ)の精神発作のため周期的に引っ越しをしなければならなかった。

頻繁な転職のせいで周囲では根拠のない噂が立っていた。

ある日、ガンテが勤務する病院で人気作家コ・ムニョン(ソ・イェジ)の朗読会が開催されることになり、コ・ムニョン作家の熱烈なファンである兄サンテに代わって、サインをもらうと約束する。

しかし、その朗読会である騒動が起こり、入院患者の家族から抗議が殺到し、ガンテが泥を被って病院を辞めることになりー。

人生の重さを抱えて愛を拒否し、精神病棟の保護師として生きるムン・ガンテと、生まれつきの欠陥で愛が何か分からずにいる童話作家コ・ムニョンが、お互いの傷を癒していく、一編のファンタジー童話のような、愛に関する少しおかしなロマンチックコメディです!

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サイコだけど大丈夫の感想

tvN

このドラマは、主演のキム・スヒョンさんが除隊後本格的にドラマ復帰をした作品でもあるため、まずはお帰りなさいと言いたくなりましたし、ドラマ冒頭に韓国ドラマではお決まりと言ってもいいほどの脱衣シーンがあるのですが、鍛え上げられた上半身がとても美しく、ノックアウトさせられそうになりました。

それほどキム・スヒョンさんのかっこよさは健在であり、演技もお上手だと再確認させられました。

さらに、ソ・イェジさんがお綺麗なのに加え、身につけておられる衣装がとても美しく、どんなスタイルも着こなしてしまうので、毎回変わるファッションにも注目しながらドラマを見ることができました。

また、個人的にとても惹きつけられたのはオ・ジョンセさんの演技です!自閉症を患っているため、実際の年齢とは異なり、少し子どものような行動をしたり、驚くほどの暗記力や絵の実力を持っていたりと、難しい役柄を見事に演じられていて、とても惹きつけられました。

「椿の花咲く頃」で演じられていた役柄とは全く異なったため、最初見た時は同じ人物だと思えず、とても驚きました。

オ・ジョンセさんは、「椿の花咲く頃」で2020年「第56回百想芸術大賞」の助演男優賞を受賞され、更にこのムン・サンテ役で2021年の「第57回百想芸術大賞」で助演男優賞を受賞され、2年連続の受賞となりました。

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サイコだけど大丈夫のおすすめシーン①クォン・ギドが暴れるシーン

サイコだけど大丈夫のおすすめシーンは、まず、3話目のクォン・ギド(クァク・ドンヨン)が暴れるシーンです。

成績優秀な兄弟に囲まれながら、自分は頭が悪く生まれてしまったギドの心の内が表現されており、とても考えさせられるんです。

自分のことを頭だけじゃなく、性格やどんな人間かを見てほしいと訴えるギドの心中が学歴優先社会に強く訴えていて、子供の立場と子育てをする親の立場の両方に気付かせてくれます。

親は子供に自分がかなえられなかった夢を押し付けてしまったりしてしまいがちです。また、知らず知らずに親の役に立つように良い子にいてほしいと思う親も多いのではないでしょうか。

ギドが服を脱いで思いっきり暴れまわっている姿がとても幸せそうで、ギドの心の内を表現しているのがとても印象的です。

ストレスを発散するためにカラオケで大声を出して歌うのと似てるのかな…と少し思ってしまいました。

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サイコだけど大丈夫のおすすめシーン②カン・ピロンとサンテのバスでのシーン

サイコだけど大丈夫の次のおすすめシーンは、12話のカン・ピロン(キム・ギチョン)とサンテのバスでのシーンです。

自分の経験から「過去にとらわれるな」とサンテに助言をするのですが、その背景がとても悲劇的だからです。

ピロンは20歳の時にベトナム戦争での悲惨な体験のため、そのトラウマに縛られ、乗り越えることが出来ないでいたのです。

戦争での体験はとても耐えられないものであると思います。そんなトラウマを抱えながらも他人に助言できるピロンがとてもかっこよく、またいつも守ってもらう側のサンテが、パニックになったピロンを優しく抱いて落ち着かせる場面もとても心温まるシーンです。

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サイコだけど大丈夫のおすすめシーン③ 美術図書館でのシーン

サイコだけど大丈夫の次のおすすめシーンは、13話の美術図書館でのガンテとムニョンのシーンです。

ガンテがムニョンに自分の思いを話すのですが、これはもうプロポーズじゃないの?と思ってしまうほどかっこいいのです!!

まずキム・スヒョンさんがスーツをとてもかっこよく着こなしているのに加えて、本ドラマ中では前髪をおろしているのですが、このシーンではしっかりとセッティングされ、前髪があげられており、とてもかっこいいんです!

また、「奪われたら必ず探し出す。僕が守り抜いてみせる」といい、さらにガンテが言う家族にムニョンも入っているのかという質問に対し、「写真を撮ったら家族だ」と述べるのです。

これはもうどう考えてもプロポーズじゃないですか?実際にキム・スヒョンさんにこんなこと言われたらはいと即答してしまいそうです。

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まとめ

今回は、「サイコだけど大丈夫」の感想をまとめてみました。

  1. 3話目のクォン・ギドが暴れるシーンが考えさせられる!
  2. 12話のカン・ピロンとサンテのバスでのシーンがとても感動的!
  3. 13話の美術図書館でのガンテとムニョンのシーンがまるでプロポーズ!!

今回は3つしか挙げませんでしたが、このドラマは最初から最後までとてもおすすめポイントがいっぱいです。

ガンテ・サンテ・ムニョンそれぞれが抱える過去に対する葛藤にも是非注目してみてくださいね!

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