ゴハン行こうよ2のあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?

韓国ドラマ

2015年に韓国で放送された『ゴハン行こうよ2』は人気を博した前作に続く第2弾で、有名グルメブロガーが美味しい料理とそれにまつわるうんちくを披露するのが特徴です。

主演はK-popグループ「BEAST」の元メンバーのユン・ドジュン×「また!?オ・ヘオン」など数々の有名なドラマでお馴染みのソ・ヒョンジンで、二人の食べっぷりはまさに金メダル級です!

今回は、小学校で同級生だった男女が年月を経てお隣さんとして再会し、食を通してお互いの気持ちを確かめ合うグルメ&ロマンスドラマであると同時に、人情味あふれるコミカルな内容で最後までたっぷりと楽しめます!

そんな「ゴハン行こうよ2」のあらすじとネタバレ含む感想・見どころを紹介したいと思います。

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ゴハン行こうよ2のあらすじ

 

ゴハン行こうよ□シーズン2 DVDコンプリート・ボックス [ ユン・ドゥジュン ]

グルメ家で人気のグルメブロガーでもある保険外交員のデヨン(ユン・ドゥジュン)はある理由によりソウルから幼少時代を過ごした世宗(セジョン)市へ引っ越して来た。

引っ越し当日、お向かいに挨拶に行くとその部屋の住人スジ(ソ・ヒョンジン)に顔を見るなりドアを閉められ、冷たくされてしまった。

その後、ゴミ出しや車の駐車のし方などでも何かと嫌がらせをしてくるスジは、実をいうと小学校の同級生だったのだ。

スジは当時かなりぽっちゃりしていたので、ペク・テジ(白豚)とあだ名をつけられて周りからイジメられていたのだが、唯一、デヨンだけはそんな自分をかばってくれるので好きだったのだが、それはデヨンの母親が経営していたトッポギ屋の売上のためだったと知り、ショックを受けて暴食をしてさらに激太りをしてしまった悲惨な過去があった。

しかし、そんなスジの事をデヨンは全く覚えていなかった。

スジはフリーの作家で収入が安定せず、家賃や光熱費さえも滞納してしまうほどキツキツの生活をしていたが、臨時的に一緒に仕事をしていた公務員のサンウ(クォン・ユル)に片想いをするようになる。

デヨンはスジの事を忘れてしまっていた事を申し訳なく思い、やがてスジの片想いの手助けをしてやる。

デヨンとスジが暮らしているヴィラの住人にはジョミ(キム・ジヨン)と言う名のとても料理上手で面倒見のよいお婆さんも住んでいた。

ある日、郵便受けからの突然のボヤ騒ぎで、見知らぬ男性が慌てて階段から下りて来のだが、それは、大家が屋上に違法に置いたコンテナを貸して住まわせていたジュスン(イ・ジュスン)と言う怪しげな若者だった。

ジュスンは、どこか挙動不審なところがあり、ヴィラの住人達とも一人距離を置いていたが、ジョミお婆さんが自分の息子のように身の回りの世話をするので、徐々に心を開いてきたかのようにも見えた。

だが、デヨンに対してだけは警戒するかのように関わりを避け続けていた。

その一方でジュスンは、いつも自分の手足となって動いてくれるファンを従えてコンビニのバイトをしているお色気たっぷりの美人女子大生ヘリム(ファン・スンオン)と次第に仲良くなっていく。

小さなヴィラの住人同士が時にはゴハンに誘って美味しい時間を共有しながら食を通して心と心を通わせていく。

外ご飯、家庭料理、人間関係、ラブライン、さらには犯罪など、毎日賑やかな日常が繰り広げられて忙しい‥。

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ゴハン行こうよ2のネタバレ含む感想

「ゴハン行こうよ2」は「ゴハン行こうよ1」の続編ですが、主人公のデヨン(ユン・ドゥジュン) 以外はガラッとキャストが総入れ替えになっていましたが、とっても見応えがあり楽しかったです。

ちなみに、主人公のユン・ドゥジュンさんは、短編の時代劇『ポンダン・ポンダン』というドラマにも出演されています。こちらも面白いドラマで、かっこいいユン・ドゥジュンさんが堪能できます。

そして『ゴハン行こうよ』のシーズン1の感想はこちらに詳しく書いているので是非チェックしてくださいね。

最初のほうでチラッと前作でお馴染みの法律事務所の懐かしいコンビが登場してシーズン1とシーズン2とを繋ぐ役目をしていたようです。

シーズン1は食事がメインに置かれているイメージを受けましたが、シーズン2はどちらかと言えばストーリーに重点がおかれているように思えました。

しかし、グルメの部分もしっかり見応えがあり大満足です。

各話で登場する料理はどれも珍しくて、その食べ方にも思わず引き込まれてしまいました。

デヨンもスジも食べっぷりが最高で、それぞれの顔の表情で見る者の胃袋をガシッと掴んでしまいます。

韓国の人の食べ方は、気持ちが良いくらいダイナミックだな~といつも感心します。

このシリーズでは料理がすごく上手なお婆さんが家庭料理を作っては同じヴィラの住人にご馳走したりするのですが、そのシーンもとってもアットホームで心が和みます。

そして、ヴィラの大家さんは一見、ケチで感じが悪そうに見えましたが、徐々に優しい人柄も垣間見えてきてホッとしました。

途中、お婆ちゃんが事故により階段から転落して意識不明の重体になるのですが、その時も住人みんながお見舞いに駆けつけて心から心配する様子が伝わってきました。

また、デヨンとスジは本当はお互いに惹かれ合っていたのですが素直になれなくて、最後まで気持ちを伝え合う事が出来なかったのが残念でこのまま終わってしまうのかと思いきや、ラストは違いました。

コンビニでバイトをするちょっとエッチな美人女子大生ヘリムですが、最初は人をアゴで使うような性格の悪い子かな?と思いましたが、実はとっても心の優しい、いい子で癒されます。

このヘリムを演じたファン・スンオンさんですが、とにかく可愛かったです。

デヨンの職場の先輩で元刑事のテクス(キム・ヒウォン)は単身赴任なんですが、グタグタになるまでお酒を飲んでよそのお宅の玄関先で立小便をするなど、どうしようもないところもありましたが、家庭の複雑な事情もあり、寂しがり屋でどこかお人好しで憎めないキャラでした。

そのテクスはサンウの同僚で整形外科医の妻であるイナ(チョ・ウンジ)と途中、恋のハプニングもありましたがこれも一つのアクセントになって良かったと思います。

このように、グルメはもちろん、人情味溢れる人物ばかりが登場したこのドラマは見終わった後に、もう彼らに会えないと思うとフッと寂しさを感じたのも事実です。

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ゴハン行こうよ2のネタバレ含む見どころ①デヨンとスジとサンウとの三角関係

スジの周りには二人の男性がいました!

日頃から貧乏な生活をしていたスジは、一流の公務員と結婚すれば必ず幸せになれると思い、デヨンのアドバイス通り、サンウに積極的にアプローチをかけるのですが、最初の頃はサンウはそんなスジを避けて、逆にデヨンの事が気に入った様子。

高級マンションに招いて一緒にゲームをしたり、サイクリングに行ったりするなど男同士の世界を楽しんでいるように見えました。

しかし、スジが書いた本を読んでから、いつの間にかサンウはスジが好きになってしまいます。

スジは念願叶って両想いになり途中まで最高に幸せだったのですが、ある時、少しも嬉しくない事に気づいて落ち込みます。

スジが本当に好きなのは一緒に居て楽しく、喧嘩をしながらも美味しいものを食べに行くと言う共通の趣味があるデヨンでした。

食事に関して言えば、サンウはスジとは違い全く興味がなく、常日頃から食事の置き換えになる錠剤ですませたいと思っていたくらいです。

デート中も最初の頃は食事もしなかったのですが、それではスジに申し訳ないと気づき、やっと連れて行ったレストランは、コースの一品一品全てが前菜のようにほんの少量しかない分子料理なるものを提供する高級レストランでした。

スジは美味しいものをガッツリ食べたいタイプなので、これでは合うはずがありません。

もう一人の男性、デヨンも、実はスジの事が好きでしたが、サンウと付き合い始めて幸せそうにしているスジを見て身を引こうと決めていました。

ふと自分の気持ちに気づいたスジですが、サンウの事を考えるとデヨンに素直に気持ちを打ち明ける事も出来ず…。

三人の気持ちが複雑に絡み合い、この先一体どうなってしまうのだろう?

三角関係の行方にも注目です!

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ゴハン行こうよ2のネタバレ含む見どころ②各話で登場するグルメは究極にお腹が減ります

各話で豪華料理や韓国のB級グルメなどが登場します!

モクバンドラマだけあって、ご馳走を食べる姿は最高にそそられます。

中華料理やインド料理、そして多国籍料理にスイーツなど、そして、このシーズン2では外食だけでなく、お婆ちゃんが作った美味しい家庭料理を皆で和気あいあいと食べるパターンなど様々な料理が楽しめます。

そのグルメを一部取り上げてみると…。

☆アサリ入りのカルグクス

塩味で野菜とアサリがたっぷりのスープです。

貝殻から先に身を外してから食べるかどうか、デヨンとスジが言い争っている姿が印象に残ります。

☆ビビン麺

お馴染み、ビビン麺。味付けはコチュジャンなどで、韓国版の冷やし中華のようで暑い日にピッタリの一品です。

☆ケグクチ

渡り蟹をキムチと一緒に煮込んだ鍋料理。

☆カムジャタン

豚の背骨肉のダシが効いた、ジャガイモ入りの鍋。

☆スンデ

豚の腸の中に、もち米、春雨、豚の血を詰めて蒸した料理で、見た目はちょっとグロテスク。

注文の時に白か赤か選べて、白は塩味、赤は香辛料たっぷりで煮込んだもの。

デヨンは白派、スジは赤派でもめていました!

☆ソルロンタン

牛の肉と骨を長時間煮込んで作る乳白色のシンプルなスープ料理。

バラエティー豊かなジョンもとっても美味しそうでした。

そして、17話の中で登場したタコしゃぶなんですが、それはグツグツ煮えた鍋の中に生きたタコを丸ごと入れて、ハサミで切って食べるというもので、その斬新さにド肝を抜かれました!

デヨンがタコを入れる瞬間に、「おまえはもうおしまいだ!達者でな!」というようなセリフを言うのですが、もしかしてアドリブではないかとも思ったくらいです。

お婆ちゃんが作った、茹で鶏やチャプチェも本当に美味しそうでお腹が鳴りそうです。

茹で鶏の上にキムチを乗せてパクッと食るなど「こうやって食べたら間違いない!」と参考になるものばかりです。

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ゴハン行こうよ2のネタバレ含む見どころ③可愛すぎる野良犬?

シーズン1では、ヒロインが飼っているバラさんと言う名前の芸達者なポメラニアンがとっても可愛かったのですが、このシーズン2でもポメラニアンがちょくちょく登場して最高に可愛いです。

しかし、今回、あろう事かこのワンちゃんは野良犬だそうです。

可哀想だからってお婆ちゃんが餌をあげて面倒を見ていました。

デヨンやスジも可愛がっていましたが、名前はドック(そのまんま)でした。

このワンちゃん、実はとっても(ズル)賢くて、忙しくてお婆ちゃんが餌をあげるのを忘れていたら、部屋の前まで行きガシガシしておねだりをするのです。

この子のハウスはヴィラの入り口の横に縦に置かれた段ボールの箱です(涙)!

そこに自分から入っていき、くり抜いてある丸い穴からチョコンを顔を出す姿がたまりません。

色んな芸も出来るし、何かただならぬ事件が起きた時には走ってみんなについて行く勇敢な子です。

大家の奥さんはこのドックの事を最初は嫌っていたのですが、ある日、自分の事務所の前まで来ていたので、叱ろうとした時、よく見ると口に紙幣を咥えていたのです。

「お金を届けに来てくれただなんてなんていい子なの~」と一変に奥さんの態度が変わって、それからは餌も貰えて、名前もつけてくれて、最後は犬小屋までプレゼントされて、とっても可愛がられていました。

こんな風になかなか世渡り上手なワンちゃんです(笑)

登場回数がたくさんあって本当に可愛いです。

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ゴハン行こうよ2のあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?まとめ

韓国料理を美味しそうに食べるシーン満載で、その度にお腹が減ってしまうドラマです。

伝統的な料理から多国籍料理まで登場するのですが、ロケ地になっているお店は実在するものばかりです!

そんな意味ではソウルに旅行する時に、気になるグルメやお店を探すガイドブックの代わりにもなる事は間違いありません。

今はコロナ禍で海外渡航は困難ですが、コロナが終息して韓国に行く機会があれば是非、この「ゴハン行こうよ」シリーズを参考にしてみて欲しいです。

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