僕を溶かしてくれのあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?

韓国ドラマ

韓国を代表するイケメン俳優で、”アジアの貴公子”とも呼ばれているチ・チャンウクが主演の『僕を溶かしてくれ』は、チ・チャンウク除隊後の初のドラマとしても話題に上ったファン待望の作品です。

1999年、世間を驚かせたいと、初の「冷凍人間」となった敏腕プロデューサーのドンチャンと多額のお金を稼ぐため危険なバイトに挑戦した若い女の子のミラン。

24時間後には解凍されるはずだったが…目覚めたのは20年後の2019年だった!

長年冷凍人間だった彼らは、ある一定の体温以上に到達してしまうと命が危険にさらされてしまう。

そんな二人がやがて惹かれ合い、落ちてはならない恋に身をゆだねてゆく…。

恋愛、家族愛、サスペンス、科学、色んな要素が盛りだくさんの見応えあるドラマです!

今回はそんな「僕を溶かしてくれ」のあらすじとネタバレ含む感想・見どころを紹介したいと思います。

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僕を溶かしてくれのあらすじ

世間の注目を浴びようと数々の特殊な企画を成功させてきたイケメン敏腕プロデューサーのマ・ドンチャン(チ・チャンウク)が次に目をつけたのは、自らも被験者となる「24時間冷凍人間実験」だった。

周りの反対を押し切ってこの計画を進めていくのだが、自分一人だと捏造であると誤解される可能性があるので、あと一人、女性の被験者を探す。

そこで目を付けたのはこれまでも番組の企画にバイトとして様々な困難な実験に参加してきたミラン(ウォン・ジナ)だった。

ミランは最初はそんな危険な実験には参加できないと頑なに断っていたのだが、予想外の報酬を提示され、ついに参加する羽目となってしまった。

ドンチャンの家庭はとても裕福でアナウンサーとして活躍をしているハヨン(20年前はチェ・ソジン、現在はユン・セア)と言う名前のとても美人の恋人がいたのだが、ハヨンから危険過ぎるこの企画を取りやめて欲しいと大反対されたにも関わらずドンチャンの固い決心は変わらなかった。

一方のミランはというと、家庭は決して裕福ではないけれど家族が大の仲良しで特に知的障害のある弟のナムテ(20年前はパク・ミンス、現在はユン・ナム)の事が可愛くて仕方がなかった。

危険な実験に参加してしまう事で残される弟の事が心配でたまらなかったのだが決心は変わらない。

こうした背景の中、二人の「24時間冷凍人間実験」はついに開始された!

今回の実験に携わったのは「生体凍結研究所」の所長をしている博士、ガプス(ソ・ヒョンチョル)だったが、24時間の実験がもうすぐ終わろうとした時、博士の身に起きてしまったハプニングが原因で二人は解凍される事なく、そのまま眠り続けてしまう。

やっと目覚めた時は20年もの歳月が流れてしまっていた!

目覚めた瞬間、二人の身体に起きてしまった致命的ともとれる変化、自分たちだけがそのままの姿で周りがまるで別世界のように変わってしまった驚き!

そんな逆境を乗り越えて、次第に惹かれ合っていく二人…。

果たして、この先、二人はどんな道を歩んでいくのだろうか?

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僕を溶かしてくれのネタバレ含む感想

最初にタイトルを見た時、溶かしてくれとは「誰かを好きになり熱くなった心を溶かして欲しい」とか、そんなメロメロに甘いものを想像してしまいましたが、実際は冷凍された身体を溶かして欲しいというショッキングな意味が含まれているということでビックリしました。

内容的にこのドラマは恋愛に家族愛、そしてサスペンス要素も含まれていたりと、内容が盛りだくさんで飽きる事なくよく出来ているな~と思いました。

何故、人間を冷凍するのか意味不明なところですが、ここでは不治の病にかかった人を特効薬が出来た時まで眠らせて命を助けたりする事を目的としているように思えました。

主人公は、まずは生きた人間を冷凍して解凍した後に、元の姿に戻る事が出来るのを証明して世間をあっと驚かせたかったのでしょう!

少し意味は違いますが、実際にロシアでは、本人や家族の希望により遺体を100年先まで冷凍して、科学の進歩により再び生を得る事を待っている数十体の冷凍人間が存在している事を知って驚きました!

そのような常識では想像も出来ないような事が本当にあるんだと思うと、このドラマが伝えようとしている事がなんとなく理解できるような気がします。

冷凍技術を使って人の命を救うという意味では、後半でミランが事件に巻き込まれて深い傷を追った時、手術をしようにも低体温のため麻酔が出来ない理由から、再び冷凍されてしまい数年後に解凍されて再手術に望んだりとハラハラする場面もありました。

今現在ではSFの世界としか思えませんが、科学の進歩により冷凍技術が進んで目の前の命を助ける事が出来るようになったとしたらすごい事ですよね!

ドラマの中では実験室の中にドンチャンとミランの他に完全にプライバシーを保護されている別の4体の冷凍人間が眠っていたので、一体、何の目的で誰が眠っているのか最後まで気になりました。

そして、20年後に目覚めた二人ですが、32歳だったドンチャンは52歳になっていて、24歳だったミランは44歳になっていましたが、もちろん本人達が現状をすぐに受け入れられるはずはなく、ミランなんて「早く結婚しなさい」と周りから言われた時に「まだ若いから結婚はしない」と答えたのがちょっと滑稽に思えました。

ドンチャンのほうも目覚めたら50歳を過ぎていた!だなんてにわかには信じがたい焦りや苦労が端々から見てとれました。

恋人のハヨンも20年ぶりに突然目の前に現れた恋人の姿にビックリしたのはいうまでもありません。

ハヨンは20年経っても全く違和感なく若々しくて美人で魅力的なままだったのに、ドンチャンは「もう前のような感情を抱く事は出来ない」と彼女に言い切ってミランのほうを好きになってしまったところは、やはり男の人は若い女性のほうがいいのかな~とちょっと残念な気がしたのも事実です。

ハヨン役のユン・セアさんは女性から見ても知的でうっとりするほど綺麗で、「九家の書」というドラマの中でもひと際オーラを放たれていましたが、現代ドラマ、時代劇、どちらもお似合いで素敵な方だなと思います。

何だかんだで解凍後のドンチャンとミランの恋愛に目が離せませんでしたが、くっつくのか離れるのか最後まで分からない状況に置かれた時、結局、ドンチャンの弟夫婦の幼い娘のソユン(オ・アリン)からのひょんな一言で二人の運命が決まった瞬間は思わず「オ~!!」と心の中で叫んでしまいました!

本当に面白かったです。

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僕を溶かしてくれのネタバレ含む見どころ①リアル過ぎる解凍の瞬間

冷凍実験を手がけた博士は事件に巻き込まれてベットの上で意識不明だったのですが、ふと目を覚まして冷凍されたドンチャンとミランに解凍する液体を投与した後、再び眠ってしまうのです。

これによって二人の解凍が徐々に進んでいくのですが、その過程が少し生々しくて、最後に息を吹き返してむせた瞬間はこちら側まで同じようにむせてしまいそうになるくらいに臨場感たっぷりでした。

長年眠っている間にすっかり白髪のロン毛になってしまった博士が無意識のうちに解凍作業をして二人に目を覚まさせるシーンに注目して欲しいと思います。

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僕を溶かしてくれのネタバレ含む見どころ②低体温症になってしまった二人

解凍されて目覚めたドンチャンとミランの体温は31.5度しかない低体温症です。

だから冷凍庫の中では何時間も快適に過ごす事が出来るのです

逆に体温が33度以上になると命が危険にさらされてしまうので要注意!!

だから二人が付き合うようになった時もある一定の距離を保たないと興奮したら体温が上がってしまうので近づけないのです。

この低体温症は博士が薬を発明して投与してやっと普通の人と同じ暮らしが出来るようになるのですが、まずはドンチャンに投与されてから36度以上に回復するまで心臓が痛かったりと激しい苦しみに耐えている姿が見ているほうもハラハラです。

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僕を溶かしてくれのネタバレ含む見どころ③ドンチャンとミランの素敵な家族に注目

このドラマは主人公達の家族の事が丁寧に描かれてありその位置づけも大きいと思います。

ドンチャンの家族は仲良しでとても明るくて感じが良いのですが、20年後に再会した時には父親のピルグはすでに他界して父親だと思った人物は弟のドンシクでした。

弟が20年後に父親に瓜二つになっていたという設定でキム・ウォネさんが一人二役をしているのが面白かったです。

そしてドンチャンの妹ドンジュ(ハン・ダソル)は20年前には現代風の美人だったのに現在は精神的に病んでまるで別人のような姿になってしまっているのが残念です。

ハン・ダソルさんからチャン・スギョンさんとへキャストが変わった事からもかなり違和感を感じました。

一方、ミランの家族は父母と弟の4人暮らしでしたが、登場率が高くこちらも本当に温かい家族です。

知的障害の弟をいつも守っていたミランが「何かあったらこの笛を吹きなさい!そうすればすぐにお姉ちゃんが飛んでくるからね!」と優しく渡している姿がジーンとします。

命を助けるためにミランが後半で保障のないまま再冷凍されてしまいショックを受けている両親に寄りそうようにドンチャンはミランの家に住んで両親の力になります!

そんな優しいドンチャンにミランの両親が「もう私たちの事は気にしなくていいから、あなたは出て行きなさい」とドンチャンを気遣う優しい心のゆとりに心を打たれました。

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僕を溶かしてくれのあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?

ドンチャンを演じたチ・チャンウクさんは相変わらずどのシーンでも完璧なイケメンで男らしくて、特にファンにとってはトキメキが止まらないのではないかと思います!

恋のお相手役のミランを演じたウォン・ジナさんも細くてまるで人形のように端正なお顔立ちなのでカプセルの中で眠り続ける姿は、まるでお姫様のように綺麗でした。

ウォン・ジナさんは可愛いお顔とは対称的に声や喋り方がすごく落ち着いている気がしてそんなところが逆にインパクトがあり忘れられない女優さんだな~と思います。

20年前と現代が描かれているのでキャストもそれぞれ年代によって変わっているため、多くの豪華キャストが堪能出来て得をした気分で見る事が出来ます。

遠い将来、もしかすると救えるべき命を守るために「冷凍人間技術」のようなものが本当に開発されたらすごいよな?

そんな事をふと思ってしまうようなドラマだと思いました。

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