「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」のあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?

韓国ドラマ

地位・富・名誉すべてを手にした0.1%の富裕層しか住めないSKYキャッスルには、子どもの受験や夫の出世に命をかけるセレブ妻たちがいる。

「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」は、視聴率が1.7%から23.8%にまで上昇した、ハマる人続出の話題作です。

韓国の超高学歴社会を時にコミカルに、時にシニカルに描いた「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」のあらすじとネタバレ含む感想・見どころご紹介します。

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「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」のあらすじ

高級住宅街SKYキャッスルに住んでいる妻たちは日々、お茶会やパーティに忙しい。

一方で子どもたちは、親の欲望や期待を背負わされ、名門大学合格のために歯を食いしばって勉強させられている。

ソジン(ヨム・ジョンア)は、長女イェソ(キム・ヘユン)の医大合格のためにトップクラスの受験コーディネーターのジュヨン(キム・ソヒョン)をつける。

しかし、そのジュヨンは、先にソウル医大に合格した後に母親が自殺したヨンジュのコーディネーターでもあった。

ジュヨンは段々と家庭に深入りをし、イェソを洗脳して一家をおいつめていく。

様々なことが重なり、彼女に不信感を抱くものの、大学合格を捨てきれないソジン。

そんなある日、イェソの同級生のヘナ(キム・ボラ)が次女イェビンの住み込みの家庭教師として家にやってくる。

そのヘナに取り返しのつかない事件が起き、ソジンとイェソはある決断を迫られる。

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「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」のネタバレ含む感想

私のような庶民にはない感覚とご縁のない豪華な生活を、たっぷりと堪能できてすごく面白かったです!!

ただ、親が子どもに、ちゃんとした人生を送って欲しいと願う気持ちはどこも一緒だな、と思いました。

その一方で、親のエゴで勉強している子どもたちの姿を見ると、少し複雑な心境になってしまいます。

このドラマは韓国の過激な教育熱に警鐘を鳴らしています。

しかし、最終回を見る限りでは、このお受験戦争は永遠には終わらないのだろうな、と思いました。

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「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」のネタバレ含む見どころ①これさえあれば大学合格?

SKYとは韓国最難関大学のソウル大学(S)・高麗(コリョ)大学(K)・延世(ヨンセ)大学(Y)の頭文字を合わせた富裕層である証です。

SKYでなければ、上流階級では認めない!だそう…。

そんな風潮をテンポよく、風刺して描いているところに面白さがあるのです。

ドラマの中に、馴染みのない受験アイテムが出てくるので、いくつかご紹介します。

1.スタディキューブ

イェソの部屋にある勉強に集中するための箱型勉強部屋。

お値段25万円にもかかわらず、このドラマの影響で韓国では大ヒット。

日本ではこんなものや

こんなものがあります。

おうち時間が長くなって、家族との空間整備や、集中するために使う人も増えているようですね。

2.受験コーディネーター

勉強内容だけでなく、課外活動、友人関係など細かに指導するエキスパート。

実際には似たような入試コンサルタントなるものが存在し、報酬は超高額!

3.ポートフォリオ

合格者の学習の過程や勉強内容を詳しく記録したもの。

ドラマの中でも、合格を確実にしたいキャッスルの妻たちが狙っていました。

4読書討論会・奉仕活動・父の職場(病院)で実習

内申点には、成績だけでなく、ボランティア、クラブ、受賞歴、読書活動、進路活動などが記録されます。

現実にも似たようなものがあるようでびっくりしました。

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「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」のネタバレ含む見どころ②/目指すは韓国のケネディ一家だ!

キャッスルの住人スンヘ(ユン・セア)の超エゴイストでパワハラ気味な夫ミニョク(キム・ビョンチョル)の夢です。

私はこのスンヘの家族が一番好きです。

彼の高圧的な教育指導に、キム・ドンヒとチョ・ビョンギュ演じる双子の息子たちの成績はイマイチ。

自慢の娘セリは実はハーバード大学生のフリをしていたという、実際にはケネディ家とは程多いミニョク家。

そしてついに妻子は我慢しきれず出て行ってしまうのですが…。

亭主関白以上に強引なミニョクに最初は何も言い出せなかったスンヘも、だんだんと穏やかな顔をしてうまーく夫を操り、子どもたちを味方につけます。

最後に離婚という切り札を出し、一人カップ麺を食べてやさぐれるミニョクを追い込み、反省させてしまうのです。

ミニョク家の修羅場に優雅に流れるBGMのボレロが辛辣で爽快です。

双子の少しやんちゃな弟役をやったチョ・ビョンギュさんのまとめ記事はこちらです!

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「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」のネタバレ含む見どころ③/ヘナの出現

ヘナは実はソジンの夫ジュンサン(チョン・ジュノ)の元恋人ウネの娘。

ウネは病気で亡くなり、ヘナはひとりぼっちで気の毒な子です。

しかし、ソジンヤイェソを挑発するような態度をとり、ジュンサンに近づくためなのか、一家に住み込みの家庭教師として入り込んでいきます。

賢そうなまっすぐな瞳が何を考えているかわからず怖かったです。

しかし後半ヘナは命を落とし、一家やキャッスル全体に波紋が巻き起こります。

ヘナの死をきっかけにソジンたちは家族の絆を深めていくのですが、大切な娘や友人は戻ってこないのですよね…。

最終回の「見方を変えたら」と子どもたちの長所をママたちが挙げるシーンは少しジーンときました。

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「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」のあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?のまとめ

受験や出世でピリピリしている大人たちをよそに、子どもたちが冗談を言い合って笑顔を見せているシーンに、素直な子供らしさが垣間見られてホッとしました。

韓国のお受験戦争はお金持ちだけが得をするのでしょうか。

果たして頂点に登りつめていくのは誰なのか、そして転落して行くのは誰なのか?

ぜひ確かめてみてください!

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