花郎のあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?

韓国ドラマ

2016年に放送された『花郎』は、パク・ソジュン、パク・ヒョンシク、チェ・ミンホ(SHINee)、ト・ジハン、V(BTS)などの豪華キャストが顔を揃え、新羅の時代を駆け抜けた、まさに青春ロマンス時代劇です。

お話の中に登場する「花郎」は、新羅で10世紀まで続いた軍事的訓練や文化的教育機関としての青年組織制度のリーダーとして実在したものです。

このドラマは現代風にアレンジされているものですが、花郎として活躍した彼らの奮闘や成長、恋愛模様が生き生きと描かれています。

一度見始めると、知らないうちにハマってしまう「花郎」のあらすじとネタバレ含む感想・見どころを紹介したいと思います。

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花郎のあらすじ

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今から1500年の前の新羅時代、賎民の村で暮らすムミョン(パク・ソジュン、のちの名はソヌ)は、行き別れた家族を探したいという幼なじみのマンムン(実の名はソヌ、イ・グァンス)の希望を叶えるため、一緒に都入りを計画する。

当時、賎民は都の城壁を越える事が許されていなかったので見つからないように必死の思いで潜入する。

その頃、三国の中で最も弱い国、新羅のチソ太后は、先王が亡くなった後、7歳で即位した真興(チヌン)王の命が狙われるのを恐れて王宮の外に身を隠させ、許可を与えるまでひっそりと暮らすよう命じ、自分が摂政となり実権を握っていた。

しかし青年になった真興王はその言いつけを破り、自分の存在を世に示すため都に現れた。

それを知った太后は自分の言う事を聞かない息子に腹を立てる。

そんな中、マンムンが真興王の顔を偶然見てしまったため、太后から命令を受けた禁衛将(都と王宮の守備を担当する長)は二人を探し出し何度も斬りつけた。

それにより深い傷を追いながらもムミョンはマンムンを背負い、命からがら森の中に逃げ込んだが力尽きてぐったりする。

そこへ、噂を聞いて息子を探しに来ていたマンムン(ソヌ)の父で医者のアンジ(チェ・ウォニョン)がその場を発見し、親子の対面を果たすも束の間、致命傷を追っていたマンムンはそのまま息絶えてしまう。

急所を外れていたムミョンはアンジに何とか一命を取り留められ、これからはソヌの名を名乗りソヌの妹のアロ(アラ)の兄としてここで生活するようにとアンジに言われる。

実はムミョンはアロと少し前にふとした事から後味の悪い偶然の出会いを果たしていたのだが、マンムンに代わって兄としてアロを守っていこうと決意する。

逆にアロは、ムミョンの事がどうしても兄とは思えなかった。

そんな中、太后は強い国を作るため、国と民のために命を懸ける忠義の戦士として花の如く美しい青年を新たな人材にしようと目論み、先王の友人であったウィファ(ソン・ドンイル)に声をかける。

それには名家の子息の中から美男子が選出されなければならず、その貴公子の調査を任されたのは、語り部、そして医者である父の手伝いもして都の様子に詳しいアンジの娘、アロだった。

やがてチャンスが訪れ、ソヌは親友の命を奪った王を探すために、そして真興王は母から王権を奪還するためジディと偽名を使い、それぞれの目的でその集団に加わる。

そしてウィファは「花郎」と名付けられた青年集団の初代風月主に任命され、集団の全実権を任される。

ソヌとジディは次第にアロに恋心を抱くライバルとなり、始めは衝突するのだが、やがて友情も芽生えていく…

やがて花郎の中に王がいると噂が流れ、またそんな折、太后が花郎の中から何人か選び出し百済への使節団として派遣するよう命じる。しかし、百済には冷血な王子がいて彼らは生きるか死ぬかの境地にたたされてしまう。

重い任務を背負った花郎として生きる若者たちのそれぞれの行く末は?

そして、ソヌにも天地がひっくり返ってしまうような出生の秘密があった!

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花郎のネタバレ含む感想

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「花郎」と言えば出演者が美しいと言うイメージが強いのですが、実際に視聴すると想像以上に美しく、それぞれがキャラに溶け込んで本当に見応えたっぷりでした。

その上、ストーリーもとてもよく工夫されて先が読めないほどに広がり、奥深くて最高に面白かったです。

数十人は居るであろう花郎の中から特に6人のドラマの主人公たち一人一人が輝いて見えました。

パク・ソジュンさんが演じたソヌ(ムミョン)は、ひょうきんな一面もあり、賎民の村で「犬鳥」とあだ名がつくほど身体能力が抜群で、崖から崖の上を飛んで渡ってしまいます(笑)。

途中まではそうでもなかったのですが、百済へ使節団として派遣されたあたりからどんどんカッコ良くなって、見終わった頃には6人の花郎の中では一番素敵だ!とさえ思ってしまいました。

パク・ヒョンシクさんが演じた真興王(ジディ)は衣装がバッチリ似合っていて終始うっとりものです。

王なのに正体がバレると命を狙われ、でも身分を隠して惨めに生きる事が耐えられない、その葛藤を上手に演じてとても自然でした。

パンリュ、スホ、ハンソン

チェ・ミンホさんが演じたスホは、甘いマスクで笑顔も可愛く、このドラマでは太后に本気で恋をしてしまい、「叶わない恋」に必死になっている姿がちょっと痛々しく思えました。

ト・ジハンさんが演じたパンリュ、端正な濃い顔立ちで上から下まで凛々しいのですが、冷たそうなオーラが漂っているのが気になりました。

でも、お互いに惹かれ合っているスヨン(アロの友達でミンホの妹)の優しさが、その冷たさをいい感じに溶きほぐしているように見えました。

キム・テヒョンさん(BTSのV、テテ)が演じたハンソンは、とにかく可愛かったです。

その上、超美男子で、もうそこに居てくれるだけで癒される存在!

ハンソンはソヌの事が大好きで何かあったら甘えにやってくるのですが、その素敵なハンソンが…、ハンソンが、21話では‥‥。

ショックが大きいです!

イケメンのソヌとジディに終始想われた幸せ者のアロを演じたアラさんですが、すごく綺麗に見える時と普通に見える時があって、そんな意味でも最後まで見飽きない女優さんでした。

チソ太后を演じたキム・ジスさんは浮世離れしていると表現したくなるくらいの美女で、その上若々しくて声まで可愛くて、太后が気高いテーマ曲に乗って登場するたびに思わず息を飲むほど見とれてしまいました。

ドラマ「君を守りたい」で、とってもインパクトがあったソ・イェジさんが出演されている事も最大の楽しみにしていたのですが、折り返し地点で王女役で登場された時には嬉しかったです!

そして、太后の娘にふさわしく、とても気品が高く、お美しかったです。

こうして見ると有名な若手俳優やK-POPアイドルも出演して、これほど素敵な時代劇は滅多にお目にかかれないような気がします。

選ばれた若者たちが花郎となり、学問、武芸、歌楽、道義などを学んでいく姿から始まり、命がけの戦いのシーンまで。

本当に先が読めずハラハラドキドキで飽きる事なく最後まで楽しめました。

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花郎のネタバレ含む見どころ①ダンスシーンはさすがです

10話での花郎としての「楽と舞」の練習シーンは圧巻です!

楽器やダンスの披露をするのですが、実際にK-POPアイドルのメンバー達もキャストになっているので、華やかさが半端なく見応え抜群です。

普段、テレビで見る衣装とは違い、時代劇スタイルなので初々しくて引き込まれてしまいます。

その時の師匠として、楽器の名手で名高いソヌの養父ウルク(キム・ウォネ)まで登場するのですが、この俳優さんもとってもいい味を醸し出しています。

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花郎のネタバレ含む見どころ②人間味溢れる花郎の師匠

太后から、初代風月主(花郎の師匠)に任命されたウィファはいつも大好物のおこげをバリバリ齧っていました!

腹が立った時にはそのおこげを相手のおでこにぶつけて割ったり、意外と短気です。

しかし、花郎の事を愛し可愛がり、人としての道を教えている姿は頼もしくもあります。

ウィファを演じたソン・ドンイルさんですが、この方は悪役のイメージが多い気がするのですがこのドラマの中ではとてもいい人です。

特に、花郎のメンバーの一人があまりにも理不尽な理由で命を落としてしまった時、悲しむ若者たちに「他人が築いた秩序をそのまま受け入れるな、お前たちは駒ではなく誰よりも自由な花郎である事を決して忘れるな」とかけた言葉がとても印象的です。

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花郎のネタバレ含む見どころ③二組のカップルの可愛らしさ

このドラマのもう一つのストーリー、ソヌとアロの恋、そして、パンリュとスヨンの恋もチラホラと登場してその行方が気になります。

特にソヌはアロに会っている時はかなりシブイ態度でカッコ良くキメているのですが、会った後は嬉しさが隠せずに思いっきりニヤニヤしてその姿にウケます。

アロもソヌと同じように嬉しさが隠せず、寝転んで子供のように足をバタバタさせたりするところも可愛かったです!

パンリュとスヨンの場合も同じような感じですが、特にパンリュはスヨンの事を思うと人が変わったように優しく猫のようになり、見た目とのギャップが激しいです。

スヨンにもらった可愛い匂い袋をいつも大事に懐にしまって時々眺めている姿もとっても可愛いですよ。

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花郎のあらすじとネタバレ含む感想・見どころまとめ

韓国ドラマあるあるのイケメンたちのシャワーシーンも登場し、鍛え上げられた見事な腹筋も披露しています。

また、共同生活の模様も描かれてあり、素顔の寝顔も思う存分楽しめます。

特にBTSのVの寝顔は美しすぎて言葉にならないほど‥。

今まで韓国ドラマで滅多に取り上げられた事のない「花郎」の役がピッタリの彼らの上手すぎる演技にも注目です!

美し過ぎるヒロインたちに癒されて、見終わった後に永久保存版にしたくなってしまうかもしれませんよ。

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