幸せをくれる人の結末は?あらすじと感想・見どころを紹介

韓国ドラマ

2016年に放送された『幸せをくれる人』は、女優イ・ユンジの出産後の復帰作第一弾です。

たび重なる逆境を勇気を持って乗り越えていく心優しいシングルマザーの幸せ探しの旅を軸として、そこに渦巻くドロドロな展開に怒ったり泣いたり笑ったりで色んな感情が止まりません。

「太陽を抱く月」などの時代劇を手がけてきたイ・ソンジュンが演出、「イヴのすべて」で知られるパク・ジヒョンが脚本を担当しました。

ラブストーリーに加え、出生の秘密、悪縁、陰謀などの韓ドラの王道要素もたっぷりと詰まった見応え抜群なドラマとなっています。

今回は「幸せをくれる人の結末は?あらすじと感想・見どころ」を紹介してみたいと思います。

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幸せをくれる人のあらすじ

ウニ(イ・ユンジ、少女時代はイ・イェソン)と妹のウナ(イ・ギュジョン、少女時代はチョ・アイン)は農場を経営する大好きな父、シウォン(チョ・ドクヒョン)と裕福で笑いのある幸せな暮らしをしていた。

しかしある日、シウォンの友人でもあり古くからの従業員のボゲ(キム・ミギョン)に全財産を持ち逃げされてしまう。

それに気づいたシウォンは慌ててボゲの後を追い、橋の上で追いつきお金の入ったカバンを奪い返そうともみ合ううち、身体が欄干を越えてわずか指数本で宙吊りになってしまう。

ボゲに助けを求めるものの、「子供たちは私が育てるから、逝って」という言葉と共に指を外され台風による豪雨で水嵩の増した川に落下してしまう。

その日はウナの誕生日でケーキを買って来てくれるはずの父親の帰りを待っていた姉妹はいつまで経っても帰ってこない父を不安に思い始める。

そこへ現れたボゲは、「会社が倒産してお父さんは逃げてしまったからもう帰って来ないよ」と言い姉妹を家から連れ出してしまう。

ボゲはウニとウナ、そして自分の子供である長男のソクチン(イ・ハユル)と長女のミスク(ソ・ユナ)を連れてソウルへ行き、ウニとウナはお金がなくて育てられないと孤児院に預け、ソクチンとミスクは私立の良い学校に入れ、自分たちだけ高級な住居で生活を送る。

姉妹は時々孤児院に会いに来てお小遣いをくれるボゲの事をすっかり信用し、我慢して最初はおびえながら過ごす毎日だったが、赤ちゃんの頃からそこに預けられていたミョンソン(カ・ドゥッキ)と知り合い、ボゲにもらった小遣いで屋台でおやつを買って一緒に食べたりするほど仲良しになる。

妹のウナは目が悪く眼鏡での生活を余儀なくされていたのだが、ある夫婦がそんなウナを養女にしたいと申し出る。

妹と離れ離れになりたくないウニだったが、目の手術をしてくれると言う言葉を信じ、結局ウナを説得したため、ウナは涙ながらもその夫婦に引き取られる。

それから暫くして引き取られた先の住宅が火災で全焼!夫婦と子供一人の遺体が発見された。

実はその夫婦は喧嘩が耐えなくてウナにも暴力を奮っていたと知り、ウニはどうしようもないほどの後悔と懺悔に打ちひしがれる。

当時は突然戻ってこなくなった父親に何かあったのでは?と心配していたウニも、この事をきっかけに自分たちはボゲが言うように「父親に捨てられた」と思い父を憎むようになってしまった。

やがて大人になったウニは孤児院の栄養士として働くようになっていた。

相変わらず自分達の事を親身に考えてくれる大切な人だとボゲの事を信じて疑わなかったウニはボゲの家にたまたま行った時、玄関先の箱に捨てられていた新生児を見つけて驚く。

結局、その子を孤児院に連れて帰り面倒を見ているうち次第に情が移ってどうしても自分の子供にして育てたいと思い始める。

その子はとても身体が弱かったため生死をさまよう程の大手術を受けたが見事に成功し、それに安堵したウニは、かつて養女に出て亡くなってしまい二度と会えなくなったウナのようには絶対にしたくないと、周囲の反対を押切りながらもその子の母親になる事を決意する。

仕事で孤児院に出入りしていたゴヌ(ソン・スンウォン)はそんな心優しいウニの様子を見て彼女に惹かれて一緒にハユン(チョ・ヨノ)と名付けられた子の成長を見守るようになる。

一方、ボゲの長男のソクチンは大学で教養を身に着けテレビ局に就職をし、長女のミスクは子役を養成する小さな会社の社長になっていた。

ソクチンは幼なじみで子役出身の女優のジャギョン(ハ・ヨンジュ、少女時代はクォン・スジョン)と交際をしていたが、ボゲに二人の仲を邪魔されて納得の行かない日々を送っていた。

ハユンの事を実の子供のように愛情をかけながら育てていくウニだが、ある日から、その子をボゲが奪い取ろうとする。

ボゲが奪い取ろうとする目的は何なのか?

大切な妹を亡くしハユンを心の支えにして必死に生きるシングルマザーのウニはこれから一体どうなるのか?

ハユンの出生の秘密、死んだと思い込んでいた父親と妹。

ボゲの本当の正体を知ってしまったウニは復讐をしようと誓うが、一筋縄ではいかない非人道的、なおかつ異常に強欲なボゲ

ウニは次から次へと襲ってくる困難な出来事をどうやって乗り越えていくのか?

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幸せをくれる人の結末は?

ボゲは長女のミスクの事は全く眼中に入れないほどに長男のソクチンを溺愛していた。

自分が経理を任されていた友人でもある農場経営者のシウォンのお金を勝手に全額引き出し逃走したのも、ソクチンに贅沢な暮らしをさせてあげたいという思いから。

他人のお金を奪って自分たちだけ裕福な暮らしをするという、呆れて物が言えなくなるほどの極悪非道の行為。

大きな店やマンションまでいくつも買い、自分は韓定食屋の社長をし暫くは満足な暮らしをするが、やがて過去の悪事が発覚してからはウニやゴヌ達から追及され過去を調べられた事により何度も窮地に追い込まれ、そのストレスが祟ったのか?ついには60歳の若さで認知症の初期症状が現れてしまう。

それでも今度は認知症を利用して犯罪を言い逃れするなど、ボゲは最後まで自分の罪を絶対に認めようとしない。

しかし、罪を重ねて行けば行くほどそれが逆に仇となり、ソクチンまで母親をかばおうと犯罪に加担した事により、最愛の息子はやがて指名手配犯となりついには刑務所で服役。

長い間苦労や努力を積み重ねて来た頑張り屋のウニは最後は幸せな家庭を持つ事ができ、一方のボゲは認知症の進行が早く、警察が管理する病院で一生を終える事になってしまう。

因果応報をまさに絵に描いたような結末です。

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幸せをくれる人のネタバレ含む感想

「幸せをくれる人」というタイトルだけを見ると、どこにでもあるような穏やかな生活を描いたドラマかな?とも思ったのですが、フタを開けてみると、そこには事件や波乱の人生が描かれてありビックリ!

色んな意味で最後まで飽きる事なく楽しめたドラマでした。

それにしても1話から本当に衝撃的な展開でした!

孤児院に預けられた可哀想な幼い姉妹ですが父親に酷い事をした極悪人とも知らず、ボゲの事を心から頼り信頼している姿はとても歯痒い気持ちになります。

しかし、ボゲという人はとにかく隙がなく、その悪知恵は一級品で悪事が発覚しそうになった時にもすぐに手を回すのですが、よくそんなに一人で次から次へと考えつくものだと思います。

寂しい思いをしてきたウニはハユンと出会い養子縁組をしてから絆がどんどん深まり、ある日は一緒に「魚釣りに行こう」と、屋台のタイ焼きを買いに行くなどの仲良し親子の姿に癒されました。

ハユンを演じる子役のチョ・ヨノ君はもちろんですが、ボゲの孫のユリを演じるチェ・ユリちゃんが本当に演技上手でした。

ハユン

大人顔負けに思いやりがあって、頼りない母親のミスクとどっちが親なのか分からなくなるくらいしっかりしていて可愛かったです。

とにかくストーリー展開が幅広く、ハユンは才能が買われて子役スターに!ユリもハユンと一緒にCMに出演したりなど、テレビ局の華やかなシーンもあり目の保養になりました。

特色あるいろんな人物が多く登場し、何組かのカップル達の事も面白可笑しく描かれたところが、ボゲとのドロドロの部分を緩和させてくれるようで安心して見ていられました。

ソクチンの恋人は子役出身でスタイル抜群のお洒落な女優なのですが、娘を「お金を生む商品」としか見ていないマネージャーのような母親が小さい頃から身の回りの世話や指示をしていたので、ご飯の炊き方すら知りません。

そのような家庭環境から、最初はノー天気な我儘娘のようでしたが、意外にも常識的なところがあり、途中から間違っている事を正したりするなど、しっかりしているんだな!という印象を受けました。

最後はジャギョンの活躍が大きかったと言ってもいいくらい。

ソクチンは母親思いで根は優しいと思うのですが、ウニに対しては冷たくて乱暴、愛するジャギョンに対しては心底愛情を示してどこまでも優しくて、結局、自分が大切な人だけにしか常識を持てない人のようです。

本当に苦労人のウニでしたが、いつも我が事のように一緒に怒ったり泣いたりしてくれる親友のミョンソンや、とっても優しい御曹司のゴヌや、心豊かで頼りがいのあるゴヌの父親とも出会えて本当に幸せな家庭を築く事が出来て良かったです。

二度と会えないと思っていた妹のウナとも再会できてまた仲良し姉妹の様子を見る事が出来たのも嬉しかったです。

そして、悪い事をすればいつか天罰が下る!

その言葉通り、ボゲと息子のソクチンは自分たちがしてきた分だけ大きな罰が与えられました。最後は弱り切った姿に気の毒にも思えましたが、仕方ないですね。

久しぶりにマクチャンドラマを見ましたが、「凍える華」や「私はチャンボリ」のような最強のドロドロ劇に比べると若干ではありますが、まだこれは度合が軽いほうでは?と思います。

そして、子役の登場から始まる韓国ドラマは展開が楽しみで面白いものが多い気がするのですが、このドラマもやはり面白くて118話で長いのですが、話題がバラエティに富んでいるので全く飽きる事なく最後まで楽しむ事が出来ました。

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幸せをくれる人のネタバレ含む見どころ:「カメレオン女優」とも言われるキム・ミギョンさんの演技

個性的な俳優さんがたくさん出演されていますが、やはりこの方の熱のこもった演技は最高に見応えがあります。

「国民の母」としても有名な舞台女優出身のキム・ミギョンさんは、明るくてサバサバしていてとっても好印象でまさに「肝っ玉かあさん」というイメージが強いのですが、このドラマのように時には悪役もされているようです。

いつも無表情で従業員には思いっきり上から目線の命令口調、悪事がバレそうな時は裏では一瞬動揺するものの、すぐに手を回し解決する。

一方、完全にバレた時には表情をビクリとも崩さず、逆に相手を威嚇するほどの図太さ!

そして全ての発端は自分が他人の財産を盗んで成りあがった事なのに、それを忘れているかのように、「一体私が何をしたの?」とたまに被害者のような発言をする演技に見ているほうは何度も腹が立ったり呆れてものが言えなくなります。

ジャンルを問わず多くの有名作に出演されているキム・ミギョンさんですが、「ヒーラー」というチ・チャンウクさんが主演のドラマの中では「天才ハッカー」を演じられていて、その迫力ある演技はとってもカッコいいです。

そんな意味でも色んな顔を演じる事の出来る「カメレオン女優」という言葉がピッタリだと思います。

ずる賢くて計算高い悪女、このドラマには無くてはならない存在です。

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幸せをくれる人の結末は?あらすじと感想・見どころを紹介まとめ

100話超えの長い作品ですが展開が早いので飽きる事はありません。

特に中盤にボゲの悪事が発覚してからはさらに続きが気になって仕方がない程です。

キャスト一人一人の演技が素晴らしくて、だんだん身近な存在にも思えてくるので、最終話に近づくに連れて何だか寂しく複雑な気持ちになってしまうのも事実。

どの場面も丁寧に描かれてあり感動を呼ぶこのお話は、すごく穏やかなシーンで締めくくられているのでとても幸せな気持ちにさせてくれます。

その幸せなシーンでは主演のイ・ユンジさんの実の娘ラニちゃんが特別出演しています。

ママに駆け寄っていく姿が本当に可愛らしいです。

長いドラマでも気にしない!という人には特に一押しで見て欲しい作品です。

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