マイ・ヒーリング・ラブは、2018年に放送されたドラマで、2018 MBC演技大賞で3冠を受賞した作品です。
2016年No.1の大ヒットドラマ「ドキドキ再婚ロマンス～子どもが5人」のソ・ユジンさん主演のサクセス・ラブストーリーで、主人公のひたむきな姿と次々に起こる展開に目が離せなくまります。
今回は、そんなマイ・ヒーリング・ラブ～あした輝く私へ～の簡単なあらすじとネタバレ含む感想･見どころをご紹介します。
マイ・ヒーリング・ラブ～あした輝く私へ～の簡単なあらすじ
学生時代から働き者のチウ（ソ・ユジン）は、結婚してからも家計を支えるためにいくつものバイトを掛け持ちしながら姑たちとの別居を目指してマイホーム資金を貯めていた。
ある日、重機の資格を取るために通った教習所で親切な男性、ジンユ（ヨン・ジョンフン）に出会う。その男性に試験のアドバイスをもらったおかげで無事にその場を乗り切る事が出来た。
嫁いびりの止まらない姑との生活に何とか耐えながらコツコツと暮らす一方で、チウは自分の本当の両親を探し始めていた。というのも、チウは５歳の時に迷子になり、保護してくれた親の元で育ったため。
ついに念願叶って新居の契約に行った矢先、夫のワンスン（ユン・ジョンフン）が事故を起こしてしまったと連絡が入り慌てて現場に駆けつけると、偶然にも事故の相手側の知人であるジンユがその場に居合わせた。
またもやジンユが間に入って最小限に抑えてはくれたものの、マイホーム資金の頭金を弁償代に充てたがために新居への夢は一瞬にして消えてしまう。
そんな苦労人のチウの回りで引っ越しを堺に不思議な出来事や偶然が重なり始める。
明らかになった恐ろしい過去、本当に迷子になっただけなのか？
チウは本当の家族と巡り合えるのか？
最後まで諦めずに困難を乗り越えていく、一人の逞しくも素敵な女性のお話です。
マイ・ヒーリング・ラブ～あした輝く私へ～のネタバレ含む感想
何気なく見始めたのですが、ある時から話が急展開して毎回ハラハラドキドキしながら続きが気になって仕方のないドラマでした。
いつもラフな恰好で家事やバイトなどを一生懸命にこなしてるチウを演じているのは、ママドルとも呼ばれている、ソ・ユジンさんです。役の姿からは分からないのですが、フォーマルドレスなどを着ているシーンではビックリするくらい細くてスタイル抜群です。
そんなチウですが、環境が本当に可哀相なんですよね。
チウの周りにはなんでこんな人が集まるんだろうと不思議に思うくらいです。毎回、チウはどう乗り越えていくのかを応援しながら見ていました。
まずはチウの夫ですが、典型的な「ダメ夫」で、チウが本当に可哀相だなと思いながらずっと見ていました。
長男なのに優柔不断で、家計は嫁任せでお気楽暮らし、そしてチウには内緒で避妊手術を受けていたんです。
チウは姑から、結婚して何年も子供が出来ない事を責められていたのですが、実は夫が子供は欲しくないからと避妊手術を受けていたんですよ。
それが原因で姑からいびられているのに慰めるふりだけするなんて本当ビックリです。
そんなダメ夫くん、唯一の取柄と言えば優しい事なのですが、この優しさが異性問題に発展していった時には悔しい気持ちで見てしまいました。
次に姑です。
姑はとにかく社会的地位の事しか頭になく、息子達を良い職業に就かせ、それを回りに自慢する事だけを生き甲斐に感じているような人で、頑張っているチウには毎日のようにネチネチと嫌味を言います。
やがてチウが幼い頃に離れ離れになってしまった本当の家族が判明した事で、チウの立場は逆転するのですが、これを知った時の姑は180度態度を変えて、自分も優位な立場にあやかりたいがためにチウをお嬢様扱いします。
この辺は見ていても本当に呆れてしまうのですが、最後まで見ると、この母親も可哀想な人だなと思います。もっと子供たちの事を一番に考えていたら孫たちにも囲まれて将来楽しく過ごせていたのではないかと思います。
個性の違う人々のそれぞれのヒューマンドラマがあったり、若いカップルの胸キュン恋愛話も盛り込まれていたりで、よその家庭をちょっぴり覗き見しているような親近感の沸く、濃い中にも爽やかで優しいドラマでした。
見終わった後はきっとあなたもロスに陥りますよ。
マイ・ヒーリング・ラブのネタバレ含む見どころ①優しくて爽やかなイケメンのジンユ
このドラマの中では、何と言ってもジンユの存在が大きいです。
グループの御曹司で後からチウの職場での上司にもなる、ジンユをヨン・ジョンフンさんが演じています。私生活ではハンガインさんのご主人ですね。
爽やか系イケメンですが、この男性が最初から最後までチウにそっと力を貸してくれる頼もしい存在になっています。
ある夜、ジンユから初めて食事に誘われて、チウの希望で海辺でインスタントラーメンを食べる事になりました。
ラーメンの食べ方について会話する二人がとても可愛くて他に名シーンはたくさんあったのに不思議と記憶に残っています。
マイ・ヒーリング・ラブのネタバレ含む見どころ②脇を固めるベテラン女優たち
このドラマでは懐かしい女優さんたちに会えて嬉しくなりました。
まずは一代で財を築いたグループの名誉会長、ヒョシルを演じた、パン・ヒョジョンさん。名作「華麗なる遺産」の中で数々の名言を残されたあのお婆ちゃんです。
「屋根部屋のプリンス」にも出演されていましたね。とにかく沢山のドラマに出演されています。
それからもう一人はジンユの母、ソンジュを演じた、チョン・エリさんです。
最近のドラマでは「愛の不時着」のヒョンビンさん演じるリ・ジョンヒョクのお母さん役が記憶に新しいのではないかと思います。
優しい母親や誠実な女性を演じているイメージが強かったのですが、このドラマの中ではかなりの悪女です。根は良い人だけど身勝手な理由から取返しのつかない事をしてしまいます。
この二人のベテラン女優さんたちの熱のこもった演技は素晴らしかったです。
マイ・ヒーリング・ラブのネタバレ含む見どころ③作家になったチウ
チウには生まれながらに絵を描く才能がありました。
その才能を買われて企業にスカウトされます。
そのイラストはどこか家族をモチーフにした優しく温かみあるものです。
ドラマの最後では作家としてサイン会の様子が流れますが、その時にこのお話のタイトルが何故「マイ・ヒーリング・ラブ」になったのかが分かってすごく感動しますよ。
2人のオフショットにもとても癒されます。
マイ・ヒーリング・ラブ～あした輝く私へ～の簡単なあらすじとネタバレ含む感想･見どころは？まとめ
出生の秘密、人間関係、嫁姑問題など、色んな要素が散りばめられて見応えたっぷりのドラマです。
中盤からのハラハラドキドキイライラ感はもどかしいほどで、ジンユとチウの関係もどうなるのか目が離せなくなります。
そんな刺激を受けたい方には特にオススメのドラマです。
是非見てみてくださいね！
