おひとりさまジヨンさんのあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?

韓国ドラマ

2017年に放送された『おひとりさまジヨンさん』は幼い頃に受けた心の傷を抱えたまま殻に閉じこもって大人になった女性が、ある一人の自分とは正反対の男性に心を開いていくまでの物語です。

不幸になる事が怖くて自ら幸せになる事を諦めた人々へ送るメッセージが込められた癒しのラブストーリーでもあります。

主演は2006年ファッションブランドモデルとしてデビューしたミン・ヒョリン×多くのファンを持つK-POPアイドル(5urprise)のメンバーであるコンミョンです。

今回はそんな「おひとりさまジヨンさん」のあらすじとネタバレ含む感想・見どころを紹介したいと思います。

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おひとりさまジヨンさんのあらすじ

おひとりさまジヨンさん 第1話【動画配信】

マンションの704号室に住む31歳のジヨン(ミン・ヒョリン)は看護師をしながら暮らしていた。

彼女は小さい頃のあるトラウマが原因で極度の人嫌いになり大人になってからも壁を作って自分だけの世界にこもっていたのが原因で眠れない日が続いたりと精神不安定だったので精神科に通い主治医のスギョン(オ・ナラ)に薬を出して欲しいと相談していた。

一方、隣の705号室の住人、会社員のビョクス(コンミョン)はジヨンより少し年下で、とにかく人懐っこくて、例えば元カノの心を掴むために平気で人前でも醜態をさらすなど、いつも誰かと関わっておきたい寂しがり屋だった。

そんなビョクスからなれなれしく接してこられるようになったジヨンはうんざりして、やがて二人は廊下で顔を会わせればいつも口論をする間柄になっていた。

ジヨンの目下の悩みと言えばストーカーのような元彼がマンションに幾度も押しかけて来る事だった。

考えた末に誰も侵入して来ないように部屋の暗証番号を12桁の長いものにやり替えてホッとするのだが、ある日、マンションの前でジヨンを待ち構えていた元彼に遭遇してしまう。

タイミングが悪い事にその時ジヨンは急にお腹が痛くなってしまい、慌てて自分の部屋の前に行き暗証番号を押すものの、長く設定してしまった番号がどうしても思い出せない。

焦ったジヨンはふと隣の住人のビョクスが押していた暗証番号を思い出し、勝手にビョクスの部屋を開けてトイレに駆け込み難を逃れる事が出来たのだが…。

水と油のように性格が対称的な二人のお隣さん同士、この後、どのような心の変化や関係が生まれるのか?

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おひとりさまジヨンさんのネタバレ含む感想

2話しかないドラマの中にどのような起承転結が準備されているのだろう?と最初は想像も出来ませんでしたが見終わった後に「いいお話だったな~」と心がしみじみするような素敵な感覚を味わえました。

主人公二人の感情の動きが丁寧に描写されていたので自然に入り込めて共感が持てました。

完全に個人主義者のヒロインが日常の中でまさか隣同士になった男性との絡みで徐々に心を開いていくなんて設定は新鮮でなかなか面白いと思います。

人間嫌いと聞けば、暗い女性を少し想像してしまいますが、このヒロインを演じたミン・ヒョリンさんはロングヘアーで癖のない可愛らしいタイプの美人女優さんなので暗いというよりとにかく可愛さにすっかりやられました!

人懐っこい隣人男性ビョクスは飾り気がなく正直で真っすぐに前に向かっていくタイプなので、恋愛に関しても相手からOKが出ればグイグイと走り過ぎるところにジヨンが圧倒されて引いてしまうシーンなどがちょっと笑えました。

この素朴な男性を演じたK-POPアイドルのコンミョンさんも母性本能をくすぐられるような可愛らしいタイプ。

そんな爽やかなイメージの二人が心を通わせて付き合うようになってからのイチャイチャぶりが幾度とシーンを賑わせましたが、このカップルが演じると嫌味がなく本当に甘くて可愛かったです。

ジヨンが心を閉ざしてしまった理由が分かってくると同情しましたが、ふとした出会いからまた人を信頼して愛する事が出来るようになり本当に良かったと思います。

2話も終わりそうな頃、突然、、事態が急転してしまったので一体これをどうやって纏めるのだろう?と心配しましたが、ちゃんと最後は落ち着くところに着地して安心しました。

一人で生きて行く事は誰にも時間を邪魔される事なく自由でいいけれど、やっぱり誰かと関わって一緒に笑って過ごせる時間がある事、これもまた最高に幸せな事なのではと思います。

OSTも耳心地良く、ドラマと言うより1本の映画を見たような感覚でした。

そして、時間が許すならもう一度初めから見ると最初よりグッと心を動かされて新たな感動を覚えるのではないかと思いました。

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おひとりさまジヨンさんのネタバレ含む見どころ①デリカシーに欠けるビョクス

二人が仲良くなってから、パソコンのデスクトップにあるジヨンの日記を断りも無しにビョクスが一瞬ためらいはしたものの開いて読んでしまいます。

読んでしまったなら黙って胸にしまっておけばいいものの、ジヨンのために良かれと思って彼は余計なお節介を焼いてしまうのです。

「もしかして日記を読んだの?」と聞かれた時も、悪ぶれる事もなく「読んだよ」と認めたビョクスにジヨンは当然の事ながら大激怒!!

素直で優しいけれどちょっとデリカシーの欠けるビョクスの行動にハラハラする場面が何度かあるので注目して見て欲しいと思います。

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おひとりさまジヨンさんのネタバレ含む見どころ②脇を固める豪華ベテランキャスト

2話しかない短いドラマだけあって主人公の二人の存在感が大なのですが、脇役の方々も多くのドラマに出演されているお馴染みさんばかりなのが嬉しいです。

中でも特に印象に残るのはジヨンの主治医の精神科女医役のオ・ナラさん!

役柄で眼鏡姿でしたがとにかく美しいオーラは隠せません。

患者であるジヨンにかなりそっけない態度の精神科医のスギョンですが、実は患者さんの事をしっかり見ているんだな~と途中感動するシーンがありました。

オ・ナラさんは「オクニョ」というドラマの中では妖艶な妓生の役が強烈にインパクトがあり光っています。

そして、ジヨンの幼い頃のトラウマの原因となったのは実母でした!

両親は仲が悪くていつも喧嘩ばかり、そして母親はあろう事か幼いジヨンに「あなたなんて生まなければよかった」と言ったのです。

ジヨンが大人になってからも何かあればその言葉を言う信じられない母親です。

その母親役のユン・ボギンさんは「凍える華」というドラマの中では逆に誰よりも思いやりのある母親役を演じておられますよ。

このようにベテラン俳優さんたちがちょい役で出演されているのも見どころの一つです。

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おひとりさまジヨンさんのネタバレ含む見どころ③可愛い猫ちゃんもご出演

出番は本当にわずかですが、目がクリクリした可愛い~子猫ちゃんも所々で登場します。

ジヨンの柔らかなイメージが愛らしい子猫ならば、人懐っこいビョクスはどちらかと言えば子犬のイメージがしっくりきます。

心穏やかに見られるドラマですがこの猫ちゃんのおかげでより一層、お洒落感が引き立っているように思えました。

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おひとりさまジヨンさんのあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?まとめ

個人主義者を貫いてきたけれど、本当は奥底ではジヨンも寂しがり屋でした。

そんな彼女は12月25日、自分の誕生日でもあるクリスマスに突然の寂しさから、ついにある扉を開けてしまいます。

それをきっかけにまた新しい世界が広がって行く様子は見ている側も色んな事を考えさせられます。

ちょっと何か見たいな~という時にこの2話で終わるドラマはサクッとテンポ良く見られるのでオススメです。

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