契約主夫殿オ・ジャクトゥのあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?

韓国ドラマ

2018年に放送された『契約主夫殿オ・ジャクトゥ』は仕事に全てを捧げる独身主義の男勝りなTVプロデューサーと山奥で暮らす純朴で人情あふれる田舎男子の「偽装結婚」からスタートするお話です。

今ではドラマにひっぱりだこの女優ユイと硬派な役柄の多い演技派俳優キム・ガンウの二人が繰り広げる、笑いあり、涙ありのストーリー展開に胸がキュンキュンする事間違いなし!

そして、キム・ガンウ演じる純度満点な田舎男子のオ・ジャクトゥにトキめく女子が続出で放送が終わった後に「ジャクトゥ・ロス」と言う言葉が生まれてしまったほどです。

今回はそんな「契約主夫殿オ・ジャクトゥ」のあらすじとネタバレ含む感想・見どころを紹介したいと思います。

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契約主夫殿オ・ジャクトゥのあらすじ

番組制作会社プロデューサーのスンジュ(ユイ)は35歳独身で、結婚よりも仕事が大事で周りから何と言われようと我が道を進むタイプ。

ある日、山奥に住むカヤグム職人のドキュメンタリーの話が舞い込み、スンジュはその人物に会うため、一人で慣れない山に出かける。

その途中、オ・ジャクトゥ(キム・ガンウ)と言う山男に出会ったのだが、後から知るにその男性こそ身分を隠してひっそりと暮らしているカヤグム職人のヒョクだったがその時はまだ本人だとは想像もしていなかった。

そんなスンジュは旅先から戻ると部屋の中が荒らされているのに気づく。

おそるおそる寝室を覗くと、留守の間、部屋を貸していた女性がベッドの上で殺されていた!

その事件以来、スンジュはPTSDになってしまい、さらに自分も何者かに命を狙われるようになり生きた心地がしない。

一方、オ・ジャクトゥは自分が住んでいる山にレジャー施設が出来るとの計画を聞き、立ち退きになると困るので所有者に会うためソウルに出かけたのだが、その山の持ち主は偶然にも叔母からの遺産相続でスンジュのものになっていた。

その頃、スンジュは見知らぬ男に襲われそうになったのだが、オ・ジャクトゥがたまたまそこに現れて助けてくれる。

今までは一人身であろうと全く気にもしていなかったスンジュは危険から身を守るためにも、誰かと暮らしたほうが良いと思い始め、腕っぷしの強いオ・ジャクトゥに目を付ける。

そして、今まで通り山に住まわせてあげる代わりに自分と結婚契約を結ばないかと提案する。

こうして、お互いのメリットのために嘘の夫婦になった二人だが、事態は思わぬ方向に進んで行き次第にお互いが無くてはならない存在へと変わっていく…。

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契約主夫殿オ・ジャクトゥのネタバレ含む感想

ユイさんが出演されている「結婚契約」というドラマがとても面白かったので、このドラマも見てみたくなりました。

どちらも偽装結婚と言うテーマでしたが、結婚をした理由が全く違っていてこのドラマも本当に見応えたっぷりで最高に面白かったです。

ユイさんの演技力は相変わらずお見事で、ここではカッコいい女プロデューサーを演じられていましたが、お相手役のキム・ガンウさんが素晴らしかったです!

最初はダサい恰好で髭を生やしてボアボアの耳あてをして山から下りてきた時の彼の姿は、クマのプーさんそのものでしたが、スンジュと暮らすようになってから髭を剃ってこざっぱりした姿はまるで別人でした!

一気に顔が引き締まって見た事もないようなイケメンが現れたのでビックリです。

しかし、このダサい山男を演じたキム・ガンウさんは他のドラマでは刑事や検事役など割とシブめのイケメン役が多くて、今回みたいに絵に描いたようなダサい姿はわざと作られたものだったのですね。

カヤグム職人ヒョクと身分がバレてからの都会での暮らしは基本スーツ姿なのですが歩く姿は都会人そのものでウットリするほど素敵でとても17年間も山奥で暮らしていたとは思えませんでした!

そのキム・ガンウさんを見るのが楽しみで最後までワクワクして見てしまったと言っても過言ではないくらいです。

ジャクトゥは「斧」という意味で、「斧を使って山仕事をするのが得意だから」との理由でそう呼ばれていたみたいです。

山での仕事ぶりを見るのも楽しかったのですが、住んでいる家もとっても味があって床は土間で片隅に寝台のようなものを置いて星空を眺めながらお手製の木の枕で眠るのです。

そして、煮炊きは外で食卓も外、とにかく全てが解放的で面白いです。

山奥では夜の9時はもう夜中なんだそうです(笑)。

カヤグムを作る作業小屋は別にあり、そこで一心不乱にカンナで木を削ったり木くずを吹き払う姿も男らしくて職人そのものでカッコよかったです。

ソウルでスンジュと暮らしている時はとにかく家の事によく気が付いて、門の外の電球がきれていると危ないからとすぐ替えてくれたり、家の片付けや料理だってするし、ボディガードもしてくれるし至れり尽くせりです。

最初はオ・ジャクトゥの片想いのようでしたが、色んな事があって結局は両想いになり、笑いあり涙ありのシーンが続いて微笑ましかったです。

スンジュが山で過ごしている時にはまるで少女のようにあどけない表情になり、オ・ジャクトゥが都会で不安になっている時の姿はまるで迷子の子犬のように小さく見えて、どちらも思わず抱きしめてあげたくなるくらいでしたが、そんな二人の慣れない環境での様子が協調して描かれていた事も深く印象に残りました。

このドラマはストーリーが厚くて飽きさせない上に、ラブラインもサスペンスもしっかり描かれてあって本当に面白かったです。

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契約主夫殿オ・ジャクトゥのネタバレ含む見どころ①オ・ジャクトゥのファッションと好きなもの

ソウル暮らしが始まって最初に二人がお出かけした時、オ・ジャクトゥは変な花柄のジャンバーに柄物のマフラーを首に巻いて、本人はバッチリきめて自信満々なところが笑えます。

スンジュが仕事を片付けている間、オ・ジャクトゥはスンジュから貰ったカードでカフェに入り教えてもらったカプチーノを注文するのですが、「カプチーノ」と言えた時の嬉しそうな表情が可愛いです!

店員にパウダーはココアかシナモンか聞かれた時にも、間を置いて「カプチーノ」とただ答えるだけ!

しつこく店員が何度聞き直しても答えは「カプチーノ」と一生懸命に答えていました。

ドラマの中で「カプチーノ」と、ある理由からオ・ジャクトゥが大好きな「ようかん」が何度も登場するので、私も毎日、カプチーノとようかんを食べてしまいました。

どうして「ようかん」が好きなのかと言うと、それにはオ・ジャクトゥの人間国宝でもある亡くなったおじいさんとの想い出が詰まっているので楽しみに見て欲しいと思います。

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契約主夫殿オ・ジャクトゥのネタバレ含む見どころ②主要人物たちの四角関係

スンジュと仕事をしていた芸術財団「清月堂」代表のエリック(チョン・サンフン)はスンジュの事が大好きなんです!

そのスンジュにはオ・ジャクトゥと言う大好きな相手がいた事を知り、エリックは泣く泣く諦めようとするのですがなかなか忘れる事が出来ません。

エリックはとっても三枚目キャラでとにかく面白くて、とってもいい人でもあります。

そして、オ・ジャクトゥにはウンジョ(ハン・ソナ)という初恋相手がいるのですが、別れた後もウンジョはオ・ジャクトゥに未練たっぷりで、何かと登場して気を引こうとします。

そんなウンジョに対してオ・ジャクトゥは終わった恋だと背を向けてスンジュへの愛を貫くのです。

この四角関係にも注目してみて欲しいと思います。

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契約主夫殿オ・ジャクトゥのネタバレ含む見どころ③オ・ジャクトゥの親衛隊の愉快なお婆さんトリオ

オ・ジャクトゥは力が強くて働き者で困った人を見ると助けずにはいられないくらい心優しい山男です!

だから、山の麓の町にはそんな彼のファンがたくさん居ました。

中でも強烈なのが、ガンナン(オ・ミヨン)、ジュンレ(パク・ヘジン)、イビ(パン・ウニ)の三人のお婆ちゃんです。

お婆ちゃんといっても、イビはまだ50代くらいで若そうです。

いつも上から下までド・派手な色の服を着て、方言たっぷりの早口でピーチクパーチクお喋りしてかなり賑やかですが、その様子が愉快ですごく可愛いです。

ドラマの中でこの三人衆の存在感が大きいところも重要ポイントだと思います。

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契約主夫殿オ・ジャクトゥのあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?まとめ

このドラマは出演されている俳優さんたち一人一人がとても個性的でとにかく見応えがあります。

自分よりも自分の事を知ってくれて、いつも想ってくれる人と一緒にいる事が一番幸せな事なんだとしみじみと感じさせてくれるような素敵なドラマです。

そして、夫婦のあり方をもう一度教えてくれたような気がします。

包容力と男らしさのある山男のオ・ジャクトゥは「こんな旦那様が欲しい」と思ってしまうほどとにかく魅力的でした。

今までキム・ガンウさんを知らなかった人もこのドラマを見たら彼の虜になってしまう事間違いなしではなかろうかと思ってしまいます。

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