ショッピング王ルイのあらすじとネタバレ含む感想と見どころは?

韓国ドラマ

『ショッピング王ルイ』は2016年MBCの水木ドラマとして放送されました。

当時無名の脚本家の作品ということで、視聴率は最下位の5%台からスタートしましたが、最高視聴率13%をたたき出し、放送を重ねるごとに人気が出てきた作品です。

ソ・イングクの子犬のようなキュートな笑顔が、世の女性たちを虜にしました。

ラブロマンス、コメディではありますが、生活力ゼロでお金の大切さを知らない温室育ちのお坊ちゃまルイが、ボクシルに出会い少しずつ世の中を知っていく成長の物語でもあります。

そんな「ショッピング王ルイ」のあらすじとネタバレ含む感想・見どころをお伝えします。

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ショッピング王ルイのあらすじ

幼い頃に両親を亡くしたルイ(ソ・イングク)は、祖母(キム・ヨンオク)に引き取られ溺愛されて育った。その過剰すぎる愛情と制約されたフランスでの生活の中で、唯一楽しめるのがショッピングだった。

祖母の強大な財力のおかげで買えないものはないルイは、そのセンスと目利きの才能により”ショッピング王”と呼ばれていた。

ある日、祖母が倒れたため15年ぶりに韓国へ戻ることになったルイ。

だが、ある事件に巻き込まれてしまう。

一方、電気も通っていない山奥に住んでいるボクシル(ナム・ジヒョン)は、大事な祖母を亡くしてしまい、家出をした弟のボクナム(リュ・ウィヒョン)を探しにソウルにいた。

すると、ボクナムの服を着ていたホームレスのルイと出会う。

記憶を失っていたルイは、ボクナムのことはわからず、困ったボクシルはルイの記憶が戻るまで面倒を見ることに。

ボクナムの行方は?

また、ルイの記憶は戻るのか?

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ショッピング王ルイのネタバレ含む感想

韓国ドラマによくある設定の交通事故、記憶喪失、財閥3世。この3つが揃ったら大体ドロドロした展開になるのですが、この作品は全く違います!!

そこかしこに笑いが散りばめられていて、さらにほのぼのとした胸キュンなラブラインもあって、全体的にとても心温まるドラマでした。

なにより、ソ・イングクの“子犬演技”が最高にキュート。これはファンになる!がっちりハートを掴まれてしまいました(笑)

本人はこの作品に挑む際「子犬になりたい」と伝えたそうですよ。
ニコニコと愛嬌を振りまいたり、ボクシルに懐く姿、シュンとしたりクーンと甘えるような表情は子犬そのものでしたよね^^

また、キメキメな御曹司のルイと、ボサボサで記憶喪失のルイ。同じルイを違った印象で見せられるソ・イングクの演技力は、本当に素晴らしかったです。

ボクシルを演じたナム・ジヒョンですが、私の中では「善徳女王」のトンマンのイメージが強かったので、あまり期待してなかったんです。

でも、1話でそのイメージは吹き飛び、回を増すごとにボクシルという素敵な女性がぴったり合ってきたんです。俳優というのはすごい職業ですね^^

ナム・ジヒョンは子役から活躍しており、沢山のドラマに出ています。

ルイとインソン(オ・デファン)、またはチャ本部長(ユン・サンヒョン)とのブロマンスも楽しめるのも魅力でした。

魅力と言えば、ルイが記憶をなくす前に住んでいた建物ですが、あれは実際にフランスの歴史あるお城で撮影されたそうですよ。ロマンチックですよね。

また、釜山が協賛している作品ということで、多くのシーンは釜山で撮影されています。

ルイがボクナムを追いかけてた時のモノレールや、印象的な本屋通りでのキスシーン♡あの本屋でのシーンでは、ソ・イングクの日本語も聞けてレアでしたよね!

そんなロケ地にもぜひ注目してみてください。

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ショッピング王ルイのネタバレ含む見どころ①ルイとボクシル

ショッピング大好きなルイ。バンバンと気持ちよく買っていくのですが、その目利きがすごくて。商品が「ルイ~」って話しかけてくる設定もとても可愛いんです。

記憶喪失になってからもそれは変わらず、お金がないのにバンバン買い(笑)、そしてボクシルに怒られます。

怒った時にはルイに対して「顔がいいだけ」ってひどいことも言ってましたが、どこの誰だかわからないルイを信じ、何でも買ってしまうような自由奔放なルイを受け止められるボクシルの心の広さには感服です。

また、ルイも記憶が戻ってもボクシルへの気持ちは変わらない、そんな一途な思いに心を揺さぶられましたし、どんどん成長していくルイの姿には感動しました。

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ショッピング王ルイのネタバレ含む見どころ②ゴールドライン企画チーム

ユン・サンヒョン演じるツンデレなチャ本部長。

ボクシルを見守るあしながおじさん感と、気に入らないことがある度にしていた、あの咳払いが忘れられません。

仕事ができて、同僚にも一目置かれているマリ(イム・セミ)が、ボクシルが入社したことによってどんどん壊れていく様には笑いました。

ボクシルへの嫉妬から意地悪を始め、父親と一緒になってルイを陥れようとするのですが、失敗してばかり(笑)

ちなみに彼女はこの作品でゴールデン演技賞を受賞しています!

「トッケビ」の悪霊のイメージしかないキム・ビンチョルですが、ルイに媚びを売るイ課長を演じていて、とてもチャーミングな姿を見せてくれます^^

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ショッピング王ルイのネタバレ含む見どころ③ルイの祖母と執事たち

唯一の孫のルイを「マイプレシャス」と呼び、超過保護に育てたゴールドライン会長キム・ヨンオク。ルイが鼻血を出しただけで気を失うくらい、大事に大事にしています。

80歳になってもハイヒールを履く、素敵な会長。

そんな会長を傍で支えるのが、ホ執事(キム・ソニョン)です。早口でまくしたてたり、変顔したり、ほんっと面白い。

「釜山の斧」と呼ばれた不良だったそうで、女子高生を叱るシーンは最高でした!!

そしてルイをずっとお世話してきたキム執事。

ルイのことを観察しすぎて“今どういう気持ちか“というのを、サイボーグかと思うような能力で分析するんですけど、それもまた面白いんです!

キム執事はホ執事から敵対視されているのですが、このコミカルな執事カップルからも目が離せませんでした。

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ショッピング王ルイのあらすじとネタバレ含む感想と見どころは?まとめ

出演されているキャラクターがどれも濃くて、色んな展開を楽しむことが出来ます。

そして悪役が、そんなに悪役じゃないというのも楽しめるポイントだと思います。

これは脚本家オ・ジヨンの特色かもしれませんね。

ルイとボクシルのお互いを信じる気持ちや、思いやるピュアなハートに心が暖まること間違いなしの作品です。

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