SBSドラマ『相続者たち』は、イ・ミンホさんとパク・シネさんが主演のラブストーリーです。
韓流四天王のイ・ミンホさんとキム・ウビンさんが共演するなど、豪華なキャストが出演されているのも魅力で、2013年のドラマ視聴率第1位を記録しました。
今回は『相続者たち』のあらすじとネタバレ含む感想・見どころをご紹介していきます。
相続者たちのあらすじ
帝国グループの御曹司タン(イ・ミンホ)は、留学先のアメリカで自由気ままに暮らしていた。豪邸や車を与えられ何不自由なく見えるが、“愛人の子”と疎まれ家族から距離を置かれていた。
そんなある日、スリに遇い途方に暮れるウンサン(パク・シネ)と出会う。行く当てのなかったウンサンを放っておけず、少しの間家に泊めることに。
一緒の時間を過ごす中でお互い惹かれ合う二人だったが、タンには親から決められた婚約者がいた。婚約者がいることを知ったウンサンは「もう会うことはないだろう。短い夢だった。」と別れを告げ、韓国へと帰国する。
韓国に戻ったウンサンは、母が家政婦をしていた帝国グループ会長の家に住み込むことに。母がこき使われる姿を目の当たりにしたウンサンは、厳しい格差社会の現実を思い知る。
その後、家族の反対を押し切ってアメリカから帰国したタンと運命の再会を果たすが…。
相続者たちのネタバレ含む感想
『相続者たち』は裕福な高校生たちがメインの学園ストーリーで、日本の『花より男子』みたいなドラマです。お金持ちの御曹司タンと貧乏のウンサンが、身分の違う恋をする“シンデレラストーリー”でした。
主人公タンを演じたのはイ・ミンホさん。日本でも有名なイケメン俳優さんですよね。
ウンサンに嫌われないように優しくしたり、傷つける人たちから必死で守ったり、高校生ならではの純粋な恋愛にキュンキュンしました。
イ・ミンホさんは当時26歳で高校生役を演じられましたが、正直ギリギリでしたね。ただ、かっこいいので全然見られちゃいます(笑)
一方のウンサンは身分の違いから、タンへの恋心をあきらめようとするんですが、その時の表情が切ないんです。好きなのを隠して、タンに冷たく接する場面は、「そんなにつらいならもう正直になればいいのに!」と思ってしまいました。
しかし、『相続者たち』は“身分の違う恋愛”だけに焦点が置かれたドラマではないんです。
18歳の若者たちが、どうにもならない現実に打ちのめされたり、社会に反抗したりして「大人になっていく過程」が繊細に描かれています。
傷つきながらも、少しづつ成長していく若者たちの姿に心を打たれました。
何でも出来る年代だからこそ、財閥の子供というだけで、親の引いたレールに沿って歩かされているのがかわいそうでした。そして、子供たちの気持ちを考えない、権力に溺れた財閥の親たちはまさに“毒親”でしたね。
そんな若者たちの、すぐに壊れてしまいそうな繊細な感情を、イ・ミンホさんはじめ出演されている俳優さんたちが、丁寧に演じられていたのが印象的でした。
『相続者たち』はラブストーリーでありながら、財閥の若い相続者たちの苦悩と葛藤を描いているドラマです。
若者たちが、不器用に自分の道を歩もうとする姿に元気をもらえますよ!
相続者たちのネタバレ含む見どころ
『相続者たち』の見どころを2つご紹介します。
相続者たちのネタバレ含む見どころ1/身分の違う“許されない恋”
帝国グループの会長はタンとウンサンの関係をよく思っていません。家から追い出そうとしたり、ウンサンに脅迫したりと、権力を使って徹底的にタンと別れさせようとします。
さらに、ウンサンはタンの婚約者から惨めな仕打ちを受けて傷つけられます。
タンとウンサンが数々の試練を乗り越えて、愛を深め合っていくところが見どころです。
ちなみに、韓ドラの「権力者あるある」がたくさん出てきますので注目ですよ(笑)
相続者たちのネタバレ含む見どころ2/ヨンドの繊細な心を表すOST「Growing Pain(成長する痛み)2」が切ない…
『相続者たち』のOST中でも、キム・ウビンさん演じるヨンドのテーマ「Growing Pain(成長する痛み)2」がとっても切ないんです。
ヨンドが葛藤するシーンで流れるんですが、どうにもならない現実に悩んだり傷つけられたりする儚い感情をより表現しているようで、こちらまで悲しくなりました。
絶妙なタイミングで流れるので、ヨンドの表情とともにOSTにもぜひ注目してみてください。
ちなみに、キム・ウビンさんが出演されたドラマで「むやみに切なく」も、かなり切ないラブストーリーでした。
詳しくは別の記事にまとめていますので、是非見てみてください。
キムウビンさんがお休みに入る前のドラマで、スジちゃんもとても可愛いです。
相続者たちのあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?まとめ
今回は『相続者たち』のあらすじとネタバレ含む感想・見どころをご紹介しました。
日本でも知られている俳優さんたちがたくさん出演されていて、2013年のドラマですが新鮮な気持ちで見られました。
キュンとする学園ラブストーリーを見たい方におすすめの作品です。