Netflixで配信され、たちまち世界№1となった話題の「イカゲーム」。
題名からはあまり結びつかないような内容になっており、なんでこのタイトルなんだ?と思ってしまいましたが、ドラマを観ているとだんだんと理解していきます。
急に進む内容・かつ次が気になる作りになっているため、すぐに見終える事間違いなし。
そんなスピード感あふれる『イカゲーム』の最終回ネタバレと、ネタバレ含む感想・見どころをご紹介します。
気になる『イカゲーム』というタイトルについては別の記事にまとめていますのでこちらもチェックしてくださいね!
イカゲームのあらすじ
ソン・ギフン(イ・ジョンジェ)は、事業に失敗し多額の借金を抱え、妻とも離婚し高齢の母と暮らしている。
ある日母が入院が必要なほど体調を崩していることが判明するが、自分ではお金がないため、別れた妻にお金を借りに行く。
それを知った元妻の再婚相手がお金を準備してギフンに渡すがギフンは拒否する。
そんな情けない状態であることが嫌で、見知らぬ男(コンユ)から渡された名刺に電話し、一獲千金を目指したゲームに参加することを決意する。
ゲームに参加したギフンは、幼馴染のチョ・サンウ(パク・ヘス)や見知らぬおじいさんなどと出会い、協力してゲームを乗り越えようとするが、そのゲームとは、脱落=死を意味する過激なゲームだった。果たして456人の中から優勝し賞金(456億ウォン)を手にするのは誰か?
また、突然行方不明になった兄ファン・イノのもとからギフンが持っていたゲームの名刺を発見した警察官ファン・ジュノ(ウィ・ハジュン)は、イノがこのゲームに参加したことを確信し、潜入を開始する。一人で潜入したジュノは、果たして無事帰ってこれるのか。
イカゲームの最終回ネタバレ
いよいよ最後のゲーム「イカゲーム」でギフンとサンウが戦うのみとなった。
大富豪たちが観戦する中、ギフンは最初のハンデ(片足立ち)をクリアする。
サンウにより、セビョク(チョン・ホヨン)を殺された怒りから、絶対に勝つという気持ちで戦うギフン。
結果、ギフンがリードしてイカの頭を取ろうとするが、サンウが殺されることが頭をよぎる。ゲームに負ける=死だからである。
もう少しで456億ウォンが手に入るという時に、ギフンは「ゲームを中断する」と言い出す。過半数以上の賛成があればその場でゲームは中断することが出来るため、もう少しで殺されそうなサンウを救うためにそう言い出すギフン。
しかしそれを聞いたサンウは自分からナイフを自分の首に持っていき、自らの命を絶つ。
それにより勝者となったギフンは賞金456億ウォンを受け取るが、結局使うことが出来ないまま1年が過ぎる。ギフンは大金を持ちながらもホームレスの様になっていた。
そんな時、あのゲームの名刺が届く。
その指定された場所に行くと・・・なんと参加者001番のオ・イルナム(おじいさん)が生きてベッドの上に寝ていた。
ゲーム上で処刑されたと思っていたオ・イルナムが、実はこのゲームの首謀者だったのだ。
ギフンと話しているうちに息を引き取るイルナム。
やっと吹っ切れたように動き出すギフン。セビョクから頼まれていたこと(弟を施設から呼び戻す)を実行し、サンウの母にも大金を渡し、自分自身も髪を切り、新しい出発をしようと外国への飛行機に乗ろうとしていた。
しかしそこで再びギフンはゲームの電話番号へ電話をし・・・。
イカゲームのネタバレ含む感想
あっという間に見終わりました。
1話自体が1時間ほどで、それが9話なので、他のドラマと比べるとサクサク見終わることが出来ます。
主人公のギフンは、お金がなく情けない生活をしていますが、人情溢れる性格です。
そしてそれぞれが事情を持ってこの「ゲーム」に参加しているので、参加者のキャラクターがみんな濃いので飽きることなく見ることが出来ます。
また、ドラマ内では、子供の遊びをしながら大人がバンバン殺されます。
そのゲームをしている場面では、人が殺されるんだけれどもスピード感があり、ストーリーに引き込まれてしまいます。
ドラマの中の子供の遊びとは
- だるまさんがころんだ
- 型抜き
- 綱引き
- ビー玉あそび
- 飛び石渡り
- イカゲーム
です。特に最初の「だるまさんがころんだ」では、456人の参加者のうちの半分が殺されてしまうほどの、息をのむ遊びとなっています。
そして、終わり方が『シーズン2』を匂わせる終わり方になっていました。
ギフンが戦うゲームと並行して、警察官のファン・ジュノが兄のファン・イノを探すストーリが描かれます。
結局のところ、イノは死んでいたのではなくゲーム首謀者側のスタッフになっていたのですが、それに対する経緯も何も描かれていませんし、ジュノはイノに銃で撃たれるのですが、その後の生死もはっきりとしないままに終わっています。
また、最後のシーンでは、ギフンが再びゲームに関わるような雰囲気で終わっています。
これはシーズン2があると期待してもいいのではないでしょうか。
人が殺しあうようなドラマはあまり好きではありませんが、このドラマはテンポが良くて次から次に見ることが出来ました。
イカゲームのネタバレ含む見どころ
見どころ①謎のフロントマン
警察官ファン・ジュノが兄のイノを探してついに見つかるのですが、なんと兄は仮面をしたフロントマンで、一連のゲームの首謀者側の人間になっていました。
その兄が仮面を外してビックリ!なんとイ・ビョンホンさんが兄を演じているのです!
最後まで持ってきただけあるなと思います。
見どころ②涙のビー玉ゲーム
第4のゲーム「ビー玉ゲーム」をする際に、出演者たちは「次のゲームのためにペアを組んでください」と言われます。
みんなそれぞれが、自分の好きな人とペアを組んで「一緒に頑張ろう!」と意気揚々とゲームに備えます。
しかし、そこでゲームのルールが発表されてみな愕然とします。
ソのルールとは「2人でビー玉ゲームをし、ビー玉がなくなった方が負け」というものでした。
負け=死 なので、2人のうちのどちらかは死ぬということになります。
好きな人と組んだペアなはずなのに、どちらかが生き残り一方は死ぬということはとても残酷なゲームで、夫婦で組んだペアは奥さんの方が負けたので殺されてしまい、結局は奥さんを失ってしまった夫は自ら命を絶ってしまいました。
イカゲームの最終回ネタバレ/感想と見どころまとめ
ゲームの最初は「だるまさんがころんだ」ゲームから始まります。参加者はみんな、子供の頃にやった遊びを思い出し最初は和やかにゲームに取り組みますが、1人が殺されてからはパニックになりそこから次々に射殺されていきます。
そんな状況が怖くて、一旦はみんなでゲームを中断し帰宅するのですが、やはり現実に満足できずにほとんどがゲームに戻ってきてしまいます。
そんな人間の弱い部分やずるい部分も垣間見えてしまうこのドラマですが、その弱さと葛藤しながら主人公のギフンが立ち向かっていく生きざまも見どころの一つです。