ただ愛する仲のあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?

韓国ドラマ

『ただ愛する仲』は、2PMのジュノさん初主演のドラマで、同時間帯1位を占め話題になったドラマです。

また、舞台が釜山ということもあり、とても美しいのもこのドラマの魅力のドラマです。

そんな『ただ愛する仲』のあらすじとネタバレ含む感想・見どころをご紹介します。

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ただ愛する仲のあらすじ

JTBC

ハ・ムンス(ウォン・ジナ)は母親に頼まれて、芸能活動をしている妹の付き添いでショッピングモールに来ていた。同じ頃イ・ガンドゥ(2PMジュノ)は、このショッピングモールの建設会社に勤めている父親と現場に来ていた。

すると突然ショッピングモールが崩壊し、閉じ込められ身動きの取れない二人は、恐怖に怯えながらもお互いの存在が支えだった。

多くの人が亡くなった中、奇跡的に生き残ったムンスとガンドゥ。

時が経ち、ムンスは実家の銭湯を手伝いながら建築模型を作り、ガンドゥは喧嘩に明け暮れる荒れた生活をしていた。このままなら再会するはずのない二人だが、同じ事故でトラウマを抱えている二人。必然ともいえる運命に引き合わされる。

事故のことを詳しく覚えていないムンスと、一方で忘れられずずっと苦しんでいるガンドゥ。お互いの存在が気になりつつも、なかなか素直になれない不器用な二人。

そして周りの人たちもそれぞれ心に闇を抱えながら、必死に生きていく姿をえがいたヒューマンラブストーリーです。

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ただ愛する仲のネタバレ含む感想

題材が崩壊事故というだけあって、とにかく暗いのです。

途中ホラーかと思うようなシーンもあったりするので、底抜けに明るく軽いドラマがお好きな人には向かないと思います。

でもこのドラマの魅力はただ暗いだけじゃないところです!

まずジュノの演技が最高。

無表情ながらも、目には恐れや怒りを感じられる力があり、傷を負った青年を見事に演じ切っています。

JTBC

ジュノはこの役のために、撮影中は自分を閉じ込めて辛い生活していたようですが、その努力がしっかりと表れているので本当にすごいなと思います!

アイドルとしてのジュノは封印、ここには俳優としてのジュノがいました。

ハ・ムンスを演じたウォン・ジナは、ドラマは初出演だそうですが、とても新人の女優さんとは思えないくらい自然な演技をされる方だなと思いました。

JTBC

透明感がめっちゃいいんです!わざとらしさも嫌みっぽさもなく、素朴な雰囲気があり好感が持てました。

この二人がとにかくお似合い!

JTBC

距離が近づいていく感じは、見ていて甘酸っぱい気持ちになれます。

ムンスが酔っ払ってしまい、ガンドゥと一緒に灯台の下で一夜を明かすシーンは最高に美しかったです。

でもガンドゥはムンスを大切に思っているからこそ突き放してしまう…あぁもどかしい!そして切ない!そんなに抱え込まないで、と何度も思いました。

でも最後はちゃんと素直になれて良かったなぁと、ガンドゥを抱えたまま終わってしまうのかと不安な感じでしたが、、、最後までどうなるのかわからない展開にヒヤヒヤしました!

韓国語のタイトルが「그냥 사랑하는 사이(クニャン サランハヌン サイ)というからなのか、「그냥(クニャン)」とよく言っているのが耳に残りました。

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ただ愛する仲のネタバレ含む見どころ①

なんといっても、ガンドゥとムンスのラブストーリーにつきます。

二人の距離がゆっくり静かに近づいていく、その描写が素晴らしいのです。

うまいなぁと感心するというよりも、ものすごく自然なんですよ、二人とも。

突き放したいガンドゥと、寄り添いたいムンス。もどかしさでいっぱいだったのに、後半はラブストーリーらしいキュンキュンさが出ていました。

ムンスの家の壁をよじ登り忍び込んだときはどうしようかと思いましたが、このシーンが一番ハッピーかもしれません。

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ただ愛する仲のネタバレ含む見どころ②

とても重要なおばあちゃんの存在。

JTBC

元々は金貸し業をしていて、その時若きガンドゥと出会うのですが、ガンドゥの“お金を返すまで死なない”という言葉を信じ、金貸しから足を洗い薬屋さんに転身。

口は悪いし違法行為もたくさんしていますが、弱きものに愛情たっぷりなハルモニ。たくさんの人の支えになっています。

だから最期のシーンは号泣でした。“力の限り幸せであれ”ハルモニがガンドゥに宛てた手紙の最後に示してあった言葉です。

素敵な言葉ですよね。

生きることを教えてくれる、そんな存在です。

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ただ愛する仲のネタバレ含む見どころ③

ドラマの舞台になっているのは釜山の街です。

ハルモニの薬屋さんがある狭く暗い市場、漁船がたくさん止まっている港。少しさびれた感じの場所が、暗さを一層引き立てています。

一方、高台にあるムンスの実家の銭湯や、ガンドゥが住むアパートの屋上からの景色は息をのむほど美しいです。

印象的だった灯台も夕焼けも、胸がギュッとなるほど美しい。

JTBC

また、音楽にも注目してほしいです。タイトル曲はムンスのような透明感があり、ジュノが歌う“どんな言葉が必要なの”は、歌詞もメロディーも切なさがいっぱいで、まるでガンドゥが歌っているようです。

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ただ愛する仲のあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?まとめ

重いテーマなので見る人を選ぶかもしれません。

私も途中しんどいと思う場面がありました。

繊細な感情の表現が絶妙なので、入り込んでしまいがちです。

だけど、重いだけじゃない。暗すぎない。

ウォン・ジナちゃんやジュノがかわいいとか演技が上手というのもありますが、それだけじゃないような気がしています。

그냥(クニャン)静かに心に残る、そんな作品でした。

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