大丈夫、愛だ のあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?

韓国ドラマ

2014年に韓国で放送された『大丈夫、愛だ』はチョ・インソン×コン・ヒョジンの二大韓流スターが初共演した、人気ベストセラー作家と精神科医のヒーリングラブコメディです。

現代社会で傷つきながら奮闘する多くの大人たちの共感を呼んで、同時間視聴率1位に輝く大ヒットドラマになりました。

精神病を真正面から取り上げてありますが、素敵な男女の恋愛要素たっぷりなので、重っ苦しいと言うイメージはそれほどありません。

今回はそんな「大丈夫、愛だ」のあらすじとネタバレ含む感想・見どころを紹介したいと思います。

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大丈夫、愛だ のあらすじ

 

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大学病院で男顔負けの手腕の精神科医として慌ただしく働くヘス(コン・ヒョジン)は、自身も幼い頃に母親のある行動を目撃した事が原因による極度の恋愛恐怖症を抱えていた。

そんなヘスは、先輩開業医のドンミン(ソン・ドンイル)とチック症患者でカフェの従業員をしているスグァン(イ・グァンス)とシェアハウスで暮らしていた。

ある日、ドンミンの代役としてテレビ局のトーク番組に出演する事になるのだが、そのお相手は人気作家兼ラジオDJをしているジェヨル(チョ・インソン)だった。

二人は犯罪心理学について熱く議論をするのだが、ヘスはまるで精神科医の事を馬鹿にしたような発言をするジェヨルに対して苛立ち、逆にジェヨルは普段モテモテの自分に対して全く興味を持たないヘスの事が気になり始める。

ヘスたちが暮らしていたシェアハウスの所有者がジェヨルだった事もあり、ジェヨルもやがてそこへ移り住み、4人での奇妙な共同生活が始まる。

最初の頃は自分に猛烈にアプローチをしてくるジェヨルを頑なに拒否していたヘスだが、いつしか彼に徐々に気持ちが傾いていく。

恋愛恐怖症を克服しようと努力をするヘスの周りには、家族の犠牲となり無実の罪をかぶって服役をしているジェヨルの兄のジェボム(ヤン・イクジュン)、元夫、ドンミンへの未練が断ち切れず苦しむヨンジン(チン・ギョン)、予期せぬ刺激を受けるとチック症の発作が出てしまうスグァンなど、問題ばかりを抱えた人物でいっぱいだった。

しかし、一番重大な心の闇を抱えていたのは、実はジェヨルだったのだがジェヨルは自分が深刻な病気である事に気づいていない。

やがて明らかになるジェヨルの不可解な行動、ジェヨルの前にいつも現れる足が傷だらけのガンウと言う名前の謎の高校生(ディオ)…。

全ての原因はジェヨルの幼少時代に起きたある事件の中にあった!

ドンミンやヨンジンと共に、ジェヨルを必死で救い出そうとするヘスだが…。

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大丈夫、愛だ のネタバレ含む感想

このドラマは中盤から後半にかけて一気に展開が広がり、それぞれの俳優さんたちの臨場感あふれる演技に圧倒されながらも思わず感情移入をしてしまうほど、本当に脚本が良く練られたドラマだと感心させられました。

男勝りでクールに見えるヘスでしたが、ジェヨルの事を好きになればなるほど仕草が可愛くなり、どんどん綺麗で女らしくなっていく姿がとても楽しめました。

ヘスを演じたコン・ヒョジンさんはまさに演技派女優さんなんだとこのドラマで実感です!

ジェヨル役のチョ・インソンさんは、「バリでの出来事」の中では、ひと癖ある我儘な御曹司の役でしたが、このドラマでは同じ人とは思えないような違った演技で顔まで別人に見え、とにかく最後まで抜群にカッコ良かったです。

登場人物の多くが心の病を抱えていたので一歩間違えれば暗く深刻になりがちですが、脇を固めたベテラン俳優さんたちのコミカルで温かみのある役どころと演技のおかげで癒されながら安心して見る事が出来ました。

中でも精神科医のドンミン役のソン・ドンイルさんは、「チャン・オクチョン」「青い海の伝説」など、数えきれないほど色んなドラマに出演されていますが、ここでは頑固で気難しい医者ではあるけれど、大らかで頼り甲斐もある所を上手く表現されるなど最高に魅力的な俳優さんです。

ドンミンの患者でもありシャアハウスで共同生活をしていたスグァン役のイ・グァンスさんも「花郎」「トンイ」などで熱演をされていますが、この方もかなりの演技派さらに高身長なので存在感が大きいです。

他にもヘスの母親役で「幸せをくれる人」「ヒーラー」などで強烈にインパクトある演技をされたキム・ミギョンさんも要所要所で登場し、なりふり構わず必死で生きていく逞しい女性を演じる姿が迫力があり見応えたっぷりでした。

それから、もう一人、重要な鍵を握っていると言ってもよいくらいこのドラマに無くてはならない空想の人物、ガンウを演じたK-POPアイドルEXOのディオさんですが、この作品が役者デビュー作であるにも関わらず、それを全く感じさせない程の落ち着いた自然な演技は脱帽ものでした。

ディオさんと言えば「100日の朗君様」では、誰もが思わず好きになってしまうほどの凛々しい世子役が印象的です。

1階、2階とも、素敵なインテリアに囲まれているお洒落なシェアハウスを舞台に、医者と患者が一緒に暮らしているのも面白いのですが、患者を病人として扱っていないところが魅力的なのではないかと思います。

ラブラインの部分もしっかりと描かれてあったので最後まで飽きる事なく楽しめて心に残る感動作だと思いました。

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大丈夫、愛だ のネタバレ含む見どころ①コン・ヒョジンさんのスタイルとファッションに思わず釘付け

ヘスを演じるコン・ヒョジンさんの魅力には最後まで釘付けになりました。

身長が175㎝のコン・ヒョジンさんはスーパーモデル出身ですが、さすがの8等身、いや9等身?

とにかく細くてスタイルが抜群で白衣をまとって颯爽と歩く姿はカッコ良過ぎです!

その他のシーンでもファッションが素敵過ぎて、どのお洋服もバッチリ着こなされていたので話の内容もですが服装にも自然と目がいってワクワクしました。

服のデザインを眺めるだけでもお得感がありますよ!

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大丈夫、愛だ のネタバレ含む見どころ②ジェヨル一家に起きた過去の事件の真相

今でこそイケメンベストセラー作家で成功していたジェヨルですが、その家庭環境はとても複雑なものでした。

幼い頃から、ジェヨルは母親と共に義父から殴る蹴るなどの酷い暴行を受けていたのです。

ある時、いつものようにジェヨルが暴行を受け、ついにナイフで義父を刺してしまったのですが、そこへ戻った兄ジェボムがナイフを抜いて手に持っていたところを今度は母親に見られて、ジェボムが刺したものだと勘違いされます。

そのまま身代わりとなって服役する期間が長くなるうちに、ジェボムはついに、パーソナリティ障害と言う心の病で感情を抑える事が出来なくなりジェヨルに復讐する事だけを考えるようになります。

しかし、ジェヨルは兄を犯人にしてしまった事に対して申し訳ない思いでいっぱいでした。

実は兄を犯人にしておかなくてはならない程の誰にも言えない事情があったのです。

この辺りの複雑なストーリーも本当によく作りこまれています。

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大丈夫、愛だ のネタバレ含む見どころ③ジェヨルの秘密を知ってしまったヘス

心に傷を抱えながらもジェヨルに惹かれてしまうヘスでしたが、悩んでいたのは自分だけではなく、ジェヨルも人には言えない深刻な闇を抱えているのだと気づいてしまうシーンがあります。

それは、ジェヨルがトイレの中で汗をかきながら膝を抱えて寝ていたところを目撃してしまった時でした。

なんと、ジェヨルはある理由から普通の人のようにベットで横になって眠る事が出来ないのです!

トイレの中以外では、基本、バスタブの中で眠ります。

普通の人なら異様な光景に戸惑うところですが、そこは精神科医のヘスなのですぐに我に返り、愛するジェヨルを闇の中から救い出そうと愛情を込めて包み込んでいくのですが、その闇の原因となっているものは想像以上に根深いようで一筋縄ではいきません。

最後まで諦めずに闇に立ち向かっていく二人の姿には感動します。

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大丈夫、愛だ のあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?まとめ

途中、主人公の二人が沖縄に旅行をするシーンもあり、万座毛や琉球村など美しい風景で有名な観光スポットが登場します。

そしてなんと、ジェヨルとヘスはこの沖縄のロマンチックな夜の浜辺で初めて結ばれたのでした。

このドラマのOSTも耳心地が良く美しいメロディばかりですが、オープニングで毎回流れるLittle SunsのSunboatと言う曲はノリが良くて聴けば聴くほどハマってしまう曲です。

疲れた心を癒されて元気をもらいたい、そんな人にも是非オススメしたいドラマです。

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