ハンムラビ法廷のあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?

韓国ドラマ

『ハンムラビ法廷~初恋はツンデレ判事!?~』は、2018年にJTBCで放送された「法廷ラブコメ」で、最高視聴率は5.3%、全16話のドラマです。

脚本を担当したのはムン・ユソクで、現職の判事だということもあり臨場感あふれる内容で見応えたっぷりです。

さらに「仮面の王イ・ソン」でMBC大賞の人気賞に選ばれた、K-POP界のカリスマ”INFINITE”のエルと「花郎<ファラン>」でヒロインを演じた実力派女優”Ara”による夢のような共演。

さらに、ベテラン俳優のソン・ドンイル、イ・テソンなどが脇をガッチリ固めています。

今回はそんな「ハンムラビ法廷」のあらすじとネタバレ含む感想・見どころを紹介したいと思います。

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ハンムラビ法廷のあらすじ

ソウル中央地方裁判所、民事44部で働くエリート判事、バルン(エル)は司法研修所を主席で卒業するほどの秀才でイケメン!

しかし家庭はとても貧しく、給料を父親の借金にあてるなどの苦労は尽きない。

バルンはそんな状況にストレスを感じてか、自分の感情を表に出さないどちらかと言えば「冷血人間」だった。

一方、同じ44部に配属された新人判事、チャオルム(アラ)は音楽大学ピアノ科出身という珍しい学歴で、仕事に対しても理想を追及するようなどこか現実離れした一面を持つタイプ。

特に弱者に対して裁判において情に流されてしまうことが多い。

チャオルムの家庭もかなり複雑で隠された過去を持っていた…。

そんな二人はある日、電車の中でチカン騒ぎの現場に居合わせたという偶然からかつての先輩と後輩として再会する。

運命に導かれたかのように同じ部署で机を並べて判事として働くようになったバルンとチャオルム。

彼らは日が暮れてもなおパソコンに向かい、目の前に積み上げられていく書類の山と悪戦苦闘する日々。

実はチャオルムはバルンにとっての初恋相手だったが再会したことで二人の間には新たな感情が芽生えていく‥。

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ハンムラビ法廷のネタバレ含む感想

韓国ドラマは「あやしいパートナー」「君の声が聞こえる」「魔女の法廷」「リメンバー」「無法弁護士」などの法廷ドラマが本当に多い印象です。

法廷ものはハズレがないと言ってもいいくらい面白いものが多いのですが、この「ハンムラビ法廷」もかなり個性的で面白いと思います。

他のドラマと違うのはすべて民事裁判なので誰の身にも起きる可能性のある人間臭い事件ばかり…。

そんな意味ではどちらかと言えば肩の力を抜いて見入ることができました。

あともう一点、検事や弁護士が主役のシナリオが多い中で「ハンムラビ法廷」は「裁判官」が主人公になっているということ。

彼らの心理にスポットを当てて描かれてあるのが珍しいと思います。

その中で主役たちのキャストが最高に素敵で癒されました。

バルン役のエルさんは甘いマスクの正統派イケメン!

チャオルム役のアラさんは、時代劇「花郎」の中でもヒロインでした。

しかし、個人的にはこのドラマの中のほうが何倍も可愛くて魅力的で感じが良かったです。

さらに、二人の上司でもある部長判事、セサンを演じたベテラン俳優、ソン・ドンイルさんの演技は相変わらず面白くてツボにハマってしまいます。

チョン・ジヒョンさん主演の「青い海の伝説」など含め、沢山のドラマに出演されています。

アラさんとソン・ドンイルさんは「花郎」に出演したコンビです。

法廷が行われている会場で、向かって左からバルン、セサン、チャオルムの3人が並んで座るシーンが見応えたっぷりで、被告人や弁護士の陳述をじっと聞いている姿を見ていると不思議と落ち着きます。

裁判シーンが中心となっていますが、端々でバルンとチャオルムのプライベートや家庭環境の事などが描かれています。

チャオルムに関しては隠された家族の過去が徐々に明らかになっていくまでの凝った演出が新鮮でした。

二人の恋愛シーンに関してはサラッと可愛い感じに描かれ、かなり好感が持てます。

くどいようですが、やはり最後に行きつく場所は、エルさんの半端ないイケメン姿でしょうか。

ひと際目立っていたので、ファンならずとも魅力にハマってしまうのは間違いないのでは??

リアルで本格的な法廷シーンばかりでしたが、このドラマの脚本を担当されたムン・ユソクさんは現職の判事さんなんだそうです。

仕事で厳しい現実と向き合いながらも、被告人と被害者のことを冷静に見つめることのできる温かい心の持ち主だからこそ、このような人情味あふれる法廷ドラマを完成されたのではないかと思います。

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ハンムラビ法廷のネタバレ含む見どころ①INFINITEのエルのオーラ

感想のところでも触れていますが、このドラマの最大の魅力は身長180㎝のイケメンエリート判事役がエルさんだったこと!

まさに見ているだけでも目の保養になる「推し」、白いカッター姿のバルンのセクシーさは反則です(笑)

チャオルムが極限まで精神がボロボロに追い詰められてしまった時、泣きながら徐々にバルンに近づいて胸に額をつけるシーンがあります。

この時のバルンが不動だにせず、黙って迎え入れる姿には思わずドキドキ…。

こんな風にバルンがいつも受け身なところに包容力を感じてハッとします。

エルさんはあまりにも完璧なルックスなので、神がすべてを授けたという意味を持つ”シンモルナム”との別名まであるそうですよ!

2017年に放送された韓国時代劇「仮面の王イ・ソン」では、役柄が「ニセの王」だったので、そこまで良いとは思わなかったのですが、「ハンムラビ法廷」のエルさんは”素敵過ぎる”の一言!

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ハンムラビ法廷のネタバレ含む見どころ②ボワンとドヨンの恋の行方にも注目

このドラマは、バルン、チャオルム、セサンの3人がドラマの主軸だと思います。

しかし、脇役でソウル中央地裁判事でバルンの友人のボワンと実務官のドヨンのカップルもよい刺激になります。

恋愛に奥手のボワンと、仕事はバリバリ出来るけれど冷たくそっけない美人速記者のドヨン。

この二人がやがて真剣交際に発展していくのが見応え大です!

ドヨンが階段で女王様的な求愛方法でグイグイと迫っているシーンには、見ている方も赤面してしまいそうです。

これに対し、ボワンはたじたじになりながらも裏ではニケけて嬉しそうでした!

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ハンムラビ法廷のネタバレ含む見どころ③先輩判事の心に響く名言

バルンとチャオルムの大先輩、部長判事のセサンの言葉に重みを感じます。

裁判が進行していく中、弱い立場の者を見ると必ず同情して感情が流されてしまうチャオルムに対してセサンが諭したセリフが胸にズシンと響きます。

君が主張する強者と弱者の話は間違っていない

だが、法廷で最も強い者はどこの誰でもなく判事だ

そして、最も危険な者も我々(判事)だ!

それを絶対に忘れてはならない…

この言葉が意味するのは、判事の一言によって人の運命が左右されてしまう事、時には人を死に追いやってしまうこともある。

それほど判事の立場にある者にとって、この重圧に耐えることは一番の悩みでもあるんだと…。

この言葉は法廷ドラマへの興味をさらにそそられ、また実際に視聴してその奥にある意味を解釈して欲しいと思います。

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ハンムラビ法廷のあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?まとめ

このドラマの主人公の二人は、一人が現実主義なら片方は理想主義で全く考え方の違う判事。

だからこそ、お互いの感情がぶつかり合いそれが刺激になってまた新たな人間関係が生まれていくという展開で面白いと思います。

タイトルは「ハンムラビ法廷」

ちなみに「ハンムラビ法典」という言葉を調べてみると

「前18世紀頃、バビロン第1王朝の王ハンムラビによって制定された法典」

これを現す言葉として有名なのは「目には目を、歯には歯を」

まさに同害報復法

あとを断たない世界中のいたるところで日々繰り返される犯罪…。

「復讐」という恐ろしい言葉が無くなる平和な世の中はもはや夢でしかないということでしょか?

色んな意味でとても勉強になるドラマです。

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