君の声が聞こえるのあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?

韓国ドラマ

2013年に放送された『君の声が聞こえる』は最高視聴率24.1%を記録した超話題作です。

数々の演技大賞を獲得し、コリアドラマアワーで5冠、SBS演技大賞でも6冠を達成しました。

「相手の目を見ると心の中の声が聞こえてしまう」そんな超能力を持つイケメン高校生と美人弁護士が困難な壁を乗り越えて人間として成長して行く姿。

爽やかな主人公達の三角関係も描かれて、ファンタジー、法廷サスペンスなどが絶妙にミックスされた見応えたっぷりのドラマです。

そんな「君の声が聞こえる」のあらすじとネタバレ含む感想・見どころを紹介したいと思います。

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君の声が聞こえるのあらすじ

幼少期のある日、スハ(イ・ジョンソク)が父親と車で外出した時に突然一台のトラックが突っ込んできた。

窓ガラスが割れ頭を強打してぐったりしていたところ、そのトラックを運転していたジュングク(チョン・ウンイン)が降りて近づき鉄パイプで父親を殴る。さらにスハにも襲いかかろうとしたところを偶然通りかかった高校生のヘソン(イ・ボヨン)とその同級生のドヨン(イ・ダヒ)が現場(交通事故にみせかけた殺人)を目撃してしまった。

見られている事に気づいたジュングクは二人を殺そうと追いかけるがパトカーの音を聞いて諦め、「誰かに言ったら必ず殺す」と脅し文句を吐き捨てながらその場から離れた後、警察に連行される。

後日、法廷でジュングクは交通事故だと主張するが父親が殺される瞬間、「犯人の声が聞こえた」スハは、殺人だと必死に訴えるが証拠が無いから裁判官に取り合ってもらえない。

その時、裁判が行われる事を知ったヘソンが現れジュングクが殺人を犯すところを目撃したと証言をした事により、ジュングクは有罪判決を下され服役する。

スハにとって、目撃者となり証言してくれたヘソンはヒーローのような存在となり、いつか今度は自分が守ってあげようと心に誓う。

そして同時に、スハは事故で頭を打ってから相手の目を見ると「心の中の声が聞こえる」という特殊能力を持つようになった。

10年後、弁護士になっていたヘソンは国選弁護士の受験をし、その会場で同じく受験をしたグァヌ(ユン・サンヒョン)と共に合格し、先輩国選弁護士のサンドク(ユン・ジュサン)と一緒に仕事に取り組み始めていた。

高校生になったスハはヘソンに偶然に再会した事をきっかけに彼女を憧れの異性として慕うようになる。

一方、仮釈放されたジュングクはヘソンに復讐をするため不気味に動き始める。

昔、自分が強い正義感から勇気をふり絞り証言者となった事が原因で家族まで巻き込むほどの恐ろしい危険にさらされてゆくヘソンは、自分の身に襲ってくる恐怖に立ち向かい逃げずに乗り越えようとするのだが…。

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君の声が聞こえるの感想

このドラマはサスペンス、ラブロマンス、親子愛など全てにおいて本当に見応え抜群で最高に面白いと思いました。

まず一話からとても入りやすく、衝撃的な出来事に釘付けになりながらも先が知りたくて一気見してしまうほどの内容でした。

何と言ってもヒロインのイ・ボヨンさんが正統派美人で、どのシーンも上から下まで完璧な美しさでとても見応えがありました。

さらにスハを演じたイ・ジョンソク君が爽や系のイケメンで可愛い上に腕っぷしも強くて、さすが韓流新四天王の一人と言われるだけあり、安定の演技力に思わず引き込まれました。

ヘソンより10歳も年下の役なのに、頼ってしまいたくなるくらい包容力に溢れて魅力的でした!

異常なしつこさでヘソンとスハにつきまとう復讐犯のジュングクはかなりの危険人物ですが、話が進むうちに、事の発端はスハの父親が犯した罪により妻を失い、母親と息子も餓死してしまった事から自身の行き場を無くし、復讐する事でしか生きていけない可哀想な一面があると知って奥が深いなと思いました。

そのため後半からはジュングクがそこまで至る間に一体何が起きたのか?その理由が早く知りたくて先がますます気になりました。

ドラマの内容だけを見ると重いですが、キャストの人柄が暖かく、コメディや胸キュン要素がたっぷり詰まっていたので最後まで暗い感じは受けませんでした。

ヘソンと、スハとグァヌ、この三人の恋の行方も気になりました。

そして、最初は無気力で態度も最悪で、ただ安定した給料を貰うために国選弁護士になったヘソンが、法に携わる者としてどう人を救うべきかを真剣に学び、自身も危ない経験をし、愛する人が出来た事で人間的にも成長していく姿に共感も出来て本当に素晴らしいドラマだったと思います。

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君の声が聞こえるのネタバレ含む見どころ①バラエティ豊なキャストの顔ぶれ

ヘソンに思いを寄せる同僚の国選弁護士のグァヌは、シークレットガーデンで大スターのオスカーを演じたユン・サンヒョンさんです。

今回はどこか抜けているけれど情に厚く誠実な弁護士役です。

最初は全くグァヌに興味のなかったヘソンが、ある日突然、彼の事がカッコよく見えて好きになっていくところが漫画っぽっく表現されていて面白いです。

ヘソンの母親チュンシムを演じているキム・ヘスクさんは、韓国ドラマのお母さん役と言えばこの人と言ってよいほどの国民的オモニ。

「冬のソナタ」ではチェ・ジウさんが演じるユジンのお母さん役でもありました。

このドラマでも本当に真の通った誰よりも逞しく素敵なお母さんだなって印象を受けます。

そして、復讐に燃える鬼ジュングクを演じたチョン・ウンインさんですが、不気味な悪役が強烈なインパクトを残して、2013年に放送されたこのドラマから悪役専門と呼ばれるようになったそうです。

『刑務所のルールブック』では、情に厚い熱血な刑務官を演じていました。

私生活では三人娘もいらっしゃるみたいですよ!

お顔がすごく個性的なので一度見たら頭から離れません。

ここでは三人に絞ってみましたが、色んなドラマで活躍されている懐かしいベテラン俳優さん揃いです。

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君の声が聞こえるのネタバレ含む見どころ②法廷で特殊能力を使ってヘソンと連携プレー

法廷のシーンが何度かあるのですが、堅苦しくなく見ていて勉強にもなります。

ヘソンが弁護に苦戦をしている時にスハが傍聴席から関係者の目を見て心の声を聞き、ヘソンに助け舟を出します。

ある裁判の時にはヘソンは10人並んだ陪審員に満場一致で無罪を求めるため熱弁を振るうのですが、時々スハが「今、〇〇人の陪審員の心が動いた」と指を立ててヘソンに知らせたりもします。

ヘソンもスハの力をとても心強く思い難題を乗り越えていきます。

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君の声が聞こえるのネタバレ含む見どころ③憧れの人の本当の姿にはギャップがあり過ぎた!

父親の死は事故ではなく殺人だったと勇気を持って証言してくれたヘソンは、スハにとっては最大の恩人でもあり憧れの人でもありました。

周りの友人にも、その人は「美人で優しくて賢い人なんだ!」と自慢していたほどです。

念願叶って憧れのヘソンに再会して、ある理由から家に泊まる事になった時の事です。

その部屋はまるで泥棒が入った後のように散乱し、準備してくれた朝食はお弁当箱にご飯とキムチと辛味噌のようなものを入れてフタをしめてガーッと揺さぶって混ぜたものでした!

一人暮らしだからスプーンは1本しかないと言いながら、スハには、しゃもじを渡してそれで食べさせていました。

綺麗で仕事は出来ても家事が全くダメ!

憧れの人の私生活が想像とあまりにもかけ離れていた事に衝撃を受けて、開いた口がふさがらないようなスハの姿!この時の二人のやり取りがすごく面白いです。

いくら一人暮らしだからと言ってもスプーンは3本くらいは揃えとけよ!!って思わずツッコみたくなってしまいます。

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君の声が聞こえるのあらすじとネタバレ含む感想・見どころは?まとめ

このドラマは裁判シーンがたびたび登場します。

どのキャストも個性的でコメディ要素も散りばめられているので、法廷ものが苦手な人でも抵抗なく楽しめると思います。

思わず共感して心に残るセリフもたくさん出てきます。

人を憎むことで人生を無駄にしてはいけない。

法にも場合によっては人の心が必要だ!などなど…。

韓国ドラマはたくさんあり過ぎて面白いのを見つけるのが大変だ!と思っている人には是非このドラマをオススメしたいです。

当初、16話で構成されていましたがあまりの人気のため2話追加され18話になったそうですよ!

間違いなく面白いです。

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