ピノキオのあらすじとネタバレ含む感想と見どころは?

韓国ドラマ

『ピノキオ』は、「君の声が聞こえる」でブレイクし、今や“新・韓流四天王”と言われているイ・ジョンソクと、「相続者たち」「美男ですね」などのヒット作に出演し、同性からの人気も高いパク・シネが主演の作品です。

2014年SBS演技大賞でイ・ジョンソクは特別賞、パク・シネが中編部門最優秀演技賞など、5冠を達成しました。

脚本は、大ヒットドラマ「スタートアップ」を手掛けたパク・ヘリョンです。

今回はそんな「ピノキオ」のあらすじとネタバレ含む感想と見どころをご紹介いたします。

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ピノキオのあらすじ

 

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キ・ハミョン(イ・ジョンソク)は幼少の頃、父ホサン(チョン・インギ)が隊長を務めた火災事故の行き過ぎた報道により、家族を失ってしまう。

母と二人海に身を投げたハミョンだったが、運よく島に流れ着き、そこで出会ったチェ・コンピル(ピョン・ヒボン)に助けられたのだった。

ハミョンは“チェ・ダルポ”に名前を変え、チェ・コンピルの息子として生きることを決心する。

一方、両親の離婚により父(シン・ジョングン)と共に、祖父ゴンピルの家に引っ越してきたイナ(パク・シネ)。

ダルポは、イナの母親が父の火災事故を歪曲報道したソン・チャオク(チン・ギョン)だと知り愕然とするが、イナに対して特別な想いを抱くようになる。

そんなイナは嘘をつくとしゃっくりが出るという「ピノキオ症候群」という病を抱えていた。

母親のように記者を目指すのだが、ピノキオ症候群のせいで思うようにいかず、周りからも「ピノキオに記者は無理だ」と言われる。

だが、そんなイナを放っておけないダルポは、イナと共に報道記者への道を進むのだった。

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ピノキオのネタバレ含む感想

この「ピノキオ症候群」というのは本当にあるわけではなく、あくまでもドラマの中での架空の病です。

少しでも心に思っていないことを言うとしゃっくりが出てしまうのですが、自分が納得して腑に落ちていればしゃっくりは出ないんです。

・・・たとえそれが真実じゃなくても。

このドラマの世界でも「ピノキオは嘘がつけない」とほとんどの人々が思っているので、ピノキオの言うことは誰だって信じるわけです。

しゃっくりをしていたら嘘、世の中がそういう見方になってしまっているんです。

難しい判断だし、それを信じるのはとても危険だと、このドラマを見て思いました。

とはいえ人と人は信頼で成り立ちますから、疑ってばかりも嫌ですよね…

でも、このしゃっくりのパク・シネちゃんが超かわいいんですーーー!

その後の「ごめん、うそ!」とサバサバしているイナも最高にかわいいので要注目です。

イナの同期にパク・ボムジョ(キム・ヨングァン)という御曹司がいるのですが、個人的に注目していました。

チャオクの携帯にイナはずーっとメッセージを送っていたのですが、それを見ていたのはボムジョだったんです。

というのも、チャオクはボムジョの母パク・ロサ(キム・ヘスク)と会った時に携帯を忘れていってしまって、それ以来ボムジョが使っていたんですね。

それによって、ボムジョとイナの不思議な縁というか、完全にボムジョの片思いなんですけど、振られても育ちの良さが出ていたというか、何より、母親の罪を認めさせるために自分を犠牲にするという決心には泣きました。

それよりもキム・ヘスクさんが上手で!子供想いのホンワカしたオンマが、回を増すごとにどんどん本性が見えてきて、こんな悪役なの⁈と衝撃を受けました。

素晴らしい俳優さんです!

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ピノキオのネタバレ含む見どころ①記者とは

チャオク(イナの母)の講義でイナが、「インパクトのために事実を無視したことは?」と、火災事故の報道について質問するのですが、そこで「キ・ホサンが殉職したとは考えなかったのか?家族のインタビューを意図的に編集したこと、その結果命を絶ってしまった人がいること、インパクトだけのニュースは危険だ」と、チャオクに迫ったシーンは圧巻でした。

その後チャオクは「私はピノキオの証言を信じただけだ」と答えるんです。

まるでピノキオであるイナのことをも責めるような発言でしたが、イナは以前ダルポから言われたことをそっくりそのままチャオクに言うんですよ。

「人々は“記者は真実を伝える”と思っている」

ピノキオも記者も、言葉の持つ力というのを自覚し責任を持つ重要さを伝えていました。

私も、自分の言葉で傷つく人がいないよう、今後も気を付けようと思います。

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ピノキオのネタバレ含む見どころ②チェ一家

幼少期のダルポを演じているのはナム・ダルムくん!

ダルポを助けてくれたハラボジが可愛くって大好きでした!

ダルポはイナへの想いが捨てられず家を飛び出したり、養子縁組を解消してほしいと頼んだりするのですが、ハラボジは寂しくてしばらく拒否するんです。

でも最終的には「これからはキ・ハミョンとして生きなさい」と言って送り出してくれる…

そしてイナのお父さんダルビョン(シン・ジョングン)とダルポは戸籍上では兄弟で、ダルポが長男なのでダルビョンはダルポを「ヒョン」と呼び敬語で話さなくてはいけません(笑)

もちろんハラボジがいなかったらそんなことはしませんが、その複雑な関係に何度もクスッとしました。

何より一番の見どころは、イナとダルポのイチャイチャした姿じゃないでしょうか!

姪と叔父という不思議な関係性だけど、二人が惹かれているのがひしひし伝わってきて、キュンをたくさんいただきました♡

あの変なカツラのダルポもカッコよく見えてくるから不思議です(笑)

イケメン役も、カツラの役も器用にこなすイ・ジョンソクさんのプロフィールはこちら。

とても沢山のドラマに出演されています。

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ピノキオのネタバレ含む見どころ③ハミョンの兄

家族を失い、一人残されたキ・ジェミョン(ユン・ギュンサン)。

まじめに働きつつも心の奥底では復讐を誓っていて、火災事故の原因だった従業員3人を見つけ殺害してしまうんです。

すでに記者として働いているダルポと偶然出会うことになるんですけど、ダルポはジェミョンが殺人を犯したかもしれないと疑っていて、でも自分の本当の兄だから助けたくて…と色んな葛藤を抱えてる姿がなんとも言えず切なかったです。

ジェミョンはハミョンの説得もあって自首することにしたのですが、そこからの兄弟愛にも感動しました。

なにより、ユン・ギュンサン。まだ若くて痩せていますね(笑)

ですが、この頃から演技派です!

復讐心に駆られて殺意むき出しのジェミョンと、ハミョンに対する表情が全く違うので注目です。

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ピノキオのあらすじとネタバレ含む感想と見どころは?まとめ

ピノキオというタイトルで可愛らしい印象ですが、1話1話のサブタイトルも「ロミオとジュリエット」や「ハーメルンの笛吹き男」などの作品名がつけられていて、全体的にファンタジーでロマンチックな印象です。

イ・ジョンソクとパク・シネの“ダーリンカップル”が見せる、ふざけ合いや甘いシーンにもドキドキすること間違いなしです!

私が好きなのは、ダルポが何か言いかけたイナを黙らせるために口をむぎゅっと摘まむこと笑!!

報道記者の実態やサスペンス要素といった社会派な面もあり、とても見ごたえのある作品です。

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