製パン王キム・タックのあらすじとネタバレ含む感想・見どころ

韓国ドラマ

このドラマは70年〜80年代に実際にあった製パン業界の実話をもとにした物語です。

笑顔がキュートなユン・シユンさんと高身長でクールな顔立ちのチュウォンさんなどの若手俳優の演技力が魅力のドラマです。

さらに彼らを盛り上げる安定感ある脇役のベテラン俳優たち。

そして何より美味しそうなパンが食べたくなるお話です。

複雑な人間関係から出生の秘密や貧富の差あり、名門一家に起こる様々な陰謀や事件など、一度見始めたら止まらなくなるドラマです。

そんな『製パン王キム・タック』のあらすじと、ネタバレ含む感想と見どころをご紹介します。

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製パン王キム・タックのあらすじ

コソン食品ク・イルチュン会長(チョン・グァンリョル)とその妻ソ・インスク(チョン・イナ)の間には、後継者となる男児が生まれず不仲。

そんな中、コソン家の使用人ミスン(チョン・ミソン)がイルチュンとの間に男児を身ごもってしまいます。

執拗にいじめてくるインスクから逃れて、ミスンは隠れて出産し、タック(ユン・シユン)が生まれます。

一度はコソン家に引き取られるものの、拉致された母親を捜すため逃げ出します。

12年後、手がかりを見つけたタックは仁川のパルボン・ベーカリーという老舗のパン屋に弟子入りを志願。

同じ時期に志願したもう1人の若者がいました。

なんと異母兄弟の弟ク・マジュン(チュウォン)。

2人はパルボン先生の出す課題に日々励みます。

明るくてどこまでも前向きなタックに対して、劣等感のかたまりのマジュン。

奇しくも同じ場所で生活することになった2人。

ベーカリーの一人娘のミスン(イ・ヨンア)やタックの初恋の相手ユギョン(ユジン)との恋愛、そしてコソン食品の後継者争いと様々な問題が立ちはだかります。

2人は幸せになれるのでしょうか?

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製パン王キム・タックのネタバレ含む感想見どころ①/俳優陣の演技力

このドラマの見どころはなんと言っても出演俳優たち。

主人公を「明日に向かってハイキック」(09)で主役デビューした人なつこい笑顔のユン・シユンさん。

このドラマで大ブレイクしました。

そして、タックにライバル心むき出しの異母兄弟の弟マジュン役のチュウォンさん。

端正でクールなお顔が魅力的ですが、なんとこのドラマでテレビドラマ初出演とのこと。

タックを苦しめるマジュンを堂々と演じていました。

そして彼らと4角関係になる女優陣たちも素敵なのですが、個人的には彼ら若手俳優たちを支えるベテラン俳優たちがとても魅力的でした。

悪役、と言っても悪女にならざるを得ない環境が気の毒なのですが、ソ・インスク役のチョン・インファさん。

小顔でとてもきれい。

華やかで上品な衣装がよくお似合いでした。

私は、いい人なのか何も考えていないのか良くわからないけれど会長の風格抜群のチョン・グァンニョルさんがお気に入りです。

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製パン王キム・タックのネタバレ含む感想見どころ②/韓国ドラマの醍醐味全部入り

私がこのドラマを見たのは長男が赤ちゃんだった頃、少し昼寝をしてくれるようになったので、レンタルビデオ店で借りてきた9年前くらいのこと。

息子が昼寝中に、と軽い気持ちで視聴しました。

しかし見事に沼にハマり、やめられなくなり夜な夜な見る始末。

韓国ドラマの登場人物あるあるをうまく描いています。

1つは主人公あるあるの貧乏だけど決して負けない不屈の精神、そして底抜けに明るい

タックはまさにそんな青年です。

どこまでも明るくてめげない姿には元気が出ます。

そして、せつなくなるくらい優しい!

もう1つは、悪い奴はとことん悪い!

悪い奴は何人か出てくるのですが、それなりの理由があってひねくれていくのだと思うと、ほんと嫌い!という気にはなれないのです。

マジュンもそう。

ただ、ク会長の右腕となって働いていたハン室長は、まじめそうに見えてとんでもない悪いヤツでした!

それでもラストは少し気の毒でしたが。

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製パン王キム・タックのあらすじとネタバレ含む感想・見どころまとめ

いかがでしたか?

最初タイトルを聞いた時は、パン屋さんのお話、と思っていましたが、そうではなく、そこで働く人たちのドロドロとした人間関係の物語でした。

しかしタックに待ちかまえている様々な苦労や、ささやかな幸せ、後継者争いやタックの生い立ちに関する周りの大人たちの駆け引きに吸い込まれてしまいます。

私はオリジナル・サウンドトラックも購入してしまいました。

コテコテの韓国ドラマが好きな方にはおすすめです!

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