屋根部屋のプリンスのあらすじとネタバレ含む感想と見どころは?

韓国ドラマ

「屋根部屋のプリンス」は、2012年ソウルドラマアワード、SBS演技大賞で総計11冠を受賞した作品で、パク・ユチョンとハン・ジミンの二人が、ベストカップル賞を受賞したことでも話題になりました。

タイムスリップ、ラブコメディ、ミステリーなどの要素が盛り込まれています。

同じタイムスリップ系の作品としては「知ってるワイフ」「医心伝心」「」などもあり、ハン・ジミンさんは「知ってるワイフ」にも出演されています。

今回は「屋根部屋のプリンス」のあらすじとネタバレ含む感想と見所をご紹介します。

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屋根部屋のプリンスのあらすじ

時は朝鮮時代。世子イ・ガク(パク・ユチョン)の最愛の妃ファヨン(チョン・ユミ)が宮中の池で亡くなっているのが見つかる。

陰謀によるものだと確信があったイ・ガクは、3人の臣下と共に独自に捜査を始めることにした。

ところが捜査中、何者かに追われるイ・ガクたち。逃げ場がなく崖に飛び込み、助かったと思ったのも束の間、そこは300年後のソウルだった。

突然知らない人が家にいて驚いたパク・ハ(ハン・ジミン)だったが、4人を不憫に思い世話をすることに。

イ・ガクは現代で生活するうちに、ファヨンにそっくりなホン・セナ(チョン・ユミ2役)に出会う。また、自分もホーム&ショッピングの後継者であるテヨン(ユチョン2役)にそっくりだということを知る。

もしかしたら、朝鮮時代からタイムスリップしてきたことに関係があるに違いないと、謎を解いていくのだが…

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屋根部屋のプリンスのネタバレ含む感想

私はこの作品を見て時代劇の魅力を知りました。

鮮やかな韓服、ふわりとしたチマチョゴリ、繊細な刺繍、どれもが輝いて見え、特に色彩のセンスに脱帽でした。

なので、この作品はとても興味深かったです。

さらに興味をそそられたのが、このイ・ガクという世子は第20代国王の景宗(キョンジョン)がモデルだと言われていることです。

即位して4年で亡くなられたそうですが、その死因が干し柿とカンジャンケジャンだったとか。

ファヨンを殺害するのに使われた干し柿や、イ・ガクがカンジャンケジャンを食べて呼吸困難に陥ったことなどを考えると「同じだ!」と初めて知った時は鳥肌が止まりませんでした。

ちなみにイ・ガクのモデルと言われている第20代国王の景宗の母親は「チャン・オクチョン」のドラマでも描かれている禧嬪 張氏(オクチョン)です。

チャン・オクチョンも史実と絡めてあるお話ですので、このドラマを観ると歴史的な背景も分かるのではないでしょうか。

『屋根部屋のプリンス』はファンタジーではありますが、こういった歴史背景を絡めてきているのかもしれないと思うと、とても面白く見ることが出来ます。

パク・ハが、8話で歴史書を読んで涙するのもわかる気がします…。

また、輪廻転生がテーマになっているのも魅力でした。

ファヨン妃とセナ、イ・ガクとテヨン、パク・ハとプヨン、ムチャンとテヨンは、それぞれの人生でのそれぞれの役割がありました。

所々で出てくる“蝶”がポイントになっていますよ。

見れば見るほど、新たな発見がある作品かもしれません。

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屋根部屋のプリンスのネタバレ含む見どころ①イ・ガクと3人の臣下

ソン・マンボ(イ・ミノ)、ウ・ヨンスル(チョン・ソグォン)、ト・チサン(チェ・ウシク)の3人と、気難しいイ・ガクのコミカルな掛け合いがとても面白かったです。

被り物をしてアルバイトに勤しむ3人と、その被り物にひっそり参加した世子様が可愛かった~!

4人がオムライス好きなのも可愛かったです(笑)

何より4人の適応力には脱帽!

特にマンボ(イ・ミノ)はスマホまで使いこなし、PCのタイピングもめっちゃ早かったのには拍手(笑)

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屋根部屋のプリンスのネタバレ含む見どころ②パク・ハとプヨン

突然の訪問者(しかもかなりの変わり者たち笑)を、なんだかんだと受け入れてしまうパク・ハの心の広さ。現代に適応させるために、服装や言葉使い、トイレの使い方までを丁寧に教えている姿は、本当に保護者でした。

そんな苦労も明るくこなしているパク・ハの優しさに感動しました。イ・ガクとは喧嘩が絶えませんでしたが(笑)

そして、そんなパク・ハの前世はプヨンなのですが、プヨンもパク・ハと同じように人のために自分を犠牲にできる女性でした。

ファヨン妃の死の謎を紐解くと、プヨンのある行動があったことが判明しますが、その行動は涙ものでした。

人のために自分を犠牲にできる、そこはプヨンもパク・ハも同じですね。

プヨンがイ・ガクに抱いていた想いまでも受け継いだようなパク・ハ。2人のロマンスにも注目です。

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屋根部屋のプリンスのネタバレ含む見どころ③悪人カップル

パク・ハの姉のセナと、テヨンの従兄・テムのカップルが本当に悪い人でした。

セナはホーム&ショッピングの会長の前ではとってもいい子ちゃんで気に入られていますが、自分の成功のためなら手段を選ばない女です。

また、ホーム&ショッピングの部長ヨン・テム(イ・テソン)はセナとつきあっていますが、テヨンを殺害したり、目的のためなら手段を択ばない男。

そう考えるとお似合いの悪人カップルです(笑)

セナは経歴詐称をしているのでパク・ハと姉妹だということも知られたくないし、関わりたくないと、最後の方までずっとそういう態度です。

でも、19話ではセナがやっと姉らしい態度を見せてくれますよ!

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屋根部屋のプリンスのネタバレ含む見どころ④ユチョンの一人二役

このドラマでの見どころとして更に挙げられるのは、何と言ってもユチョンさんの二役が見れるところではないでしょうか。

手を後ろに回して少し偉そうに歩くイ・ガクと、絵画が好きで温厚な性格の御曹司テヨンの2人を見事に演じています。

正確に言うと、イ・ガクがある事情のために、植物状態であるテヨンのフリをして過ごすのですが、表情の作り方や喋り方、歩き方も全然違うんです。

もちろん役作りでそのようにしているとは分かってはいるのですが、全く別人に見えてしまうんです。そこも見どころの一つです!是非見てみてくださいね。

そんなユチョンさんのこちらのドラマもどうぞ。

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屋根部屋のプリンスのあらすじとネタバレ含む感想と見どころは?まとめ

韓国ドラマでは定番の題材ではありますが、歴史的背景があるということで、時代劇入門者も楽しめる作品ではないでしょうか。

ユチョンさんは、数日前に秦基博さんの「ひまわりの約束」をカバーされたことで今話題になっています。

お時間のある方はぜひそちらもチェックしてみてください!

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