2022年に放送されている『気象庁の人々：社内恋愛は予測不能！？』は、『恋するアプリ・ラブアラーム』や『ナビレラ』などに出演しイケメンすぎると話題のソンガンと『キム秘書はいったいなぜ?』や『ヒーラー』など様々な話題作に出演されその美貌も話題のパク・ミニョンさんが出演するヒューマンラブドラマです。
そんな気象庁の人々のあらすじとネタバレ含む感想と見どころをご紹介します。
気象庁の人々のあらすじ
気象庁で働くエリートのチン・ハギョン（パク・ミニョン）は、同じく気象庁で働くハン・ギジュン(ユン・バク)と社内恋愛の末もうすぐ結婚と言う時期をあわただしく過ごしていた。
ある日、病気で倒れた上司の代役を任され、多忙を極めながらも結婚へ向けての手続きを行っていたハギョンは、なんとギジュンの浮気現場を目撃してしまう。
婚約を破棄し、二度と社内恋愛はしないと心に誓うハギョン。
そんな時、自分の天気予報は完璧だと自負するイ・シウ（ソンガン）がハギョンの会議に抗議したことで、シウに対し生意気だと喧嘩腰になるハギョン。
しかし、イ・シウの予報が当たり、ハギョンもシウに対して一目置くようになる。
段々と距離を縮めるハギョンとシウであったが、二度と社内恋愛はしないと心に誓ったハギョンはどうするのか？
また、気象庁で働く人々の生活模様は・・・？
気象庁の人々のネタバレ含む感想
日本の気象庁の仕事ですらなかなか知る機会がないので、気象庁の仕事の話＋韓ドラの上手な心理描写が織り交ぜてあり、途中途中新鮮な気持ちでみることが出来ました。
最初は、パク・ミニョンさんとソンガンさんのラブラインだけかと思い少し物足りなかったのですが、気象庁の仕事の話や気象庁で働く社員のそれぞれの生活も描かれて、観ていて全ての人を応援したくなりました。
だからこそ題名が「気象庁の人々」ですし、ポスターも皆を映してありますもんね。
冒頭から浮気男として登場してしまうハン・ギジュン(ユン・バク)と、その浮気相手チェ・ユジン(ユラ)は、どうしても憎らしく見えるのですが、それ以外には悪い人はあまり出てこずに、そういった意味ではほのぼのとしたドラマかもしれません。
割と初めの方で、ミニョンさんが浮気されて別れた元カレに大声で怒鳴りつけるシーンがあります。そこは見ていてスカッとしましたし、1課の課長が怒鳴り込んできたときは、負けずに怒鳴り返していたのを見ると、今回のドラマのミニョンさんは少し気の強い役どころなのかもしれません。
ただ、ハギョン(パク・ミニョン)の若かりし光景がたまに出てくるのですが、それを見ると学校を卒業して気象庁に入り、周りの上司に叱咤激励されながら確実に成長して現在に至るハギョンが描かれていて、かっこいいなと思わざるを得ません。
そんなカッコいいミニョンさんが見れるドラマです。
気象庁の人々のネタバレ含む見どころ①ハン・ギジュンの空回り
ハン・ギジュンは、チン・ハギョンとの結婚を目前にしながらも「君から見下されている気がしていた」という身勝手な理由で浮気した軽率な男です。
しかも別れてからも、何度もハギョンを困らせます。
（ハギョンも無視すればいいのに・・・と思う場面が多々ありますが、そこは韓ドラ、人情あるところを見せてきます）
そんなギジュンですが、自分が浮気して破局したにもかかわらず、シウとハギョンが付き合っているような素振りを見ただけで、ハギョンの事が気になって気になって自分の彼女のことは二の次にしてシウとハギョンを尾行したりします。
そのことで彼女と喧嘩しても、ハギョンの事が気になって仕方ありません。
最初は、どんな心理なんだろう？と理解しがたいものがありましたが、ハギョンとは10年付き合っていたということで、長年の情があったのでしょうか。
最後にはハギョンを見守るお兄さんの様になりますが、最初は少しイライラしつつ面白くもあるギジュンの行動に注目してほしいです。
そんなギジュン役のユン・バクさん、2016年のドラマ「家族なのにどうして」でもいい味を出していますよ♪
是非チェックしてみてください。
気象庁の人々のネタバレ含む見どころ②知られざる気象庁の仕事
気象庁の仕事なんて、当人でない限り知るすべはありませんし、想像したこともありませんでした。
ひとつ、とても印象に残ったエピソードがあります。
台風の予測を立てるために、ハギョン自ら危険を顧みず台風が来ている現場に行き予報用の道具を設置します。
そのおかげで正確な予報が出たのですが、気象庁はわざとそれを発表せずに違う予報を発表します。
ハギョンらが出した正確な予報とは、台風は韓国本土を通過せずに右にずれるというものでした。
しかし、発表したのは「台風は韓国本土に上陸見込み、警戒するように」というものでした。
結果、正確な予報通り台風はそれて上陸は免れ被害も少なく済んだのですが、気象庁は「また予報が外れた」とたたかれます。
しかし気象庁の発表で大事なのは、「国民をいかに守るか」というところに重きを置くため、「台風はそれる」と予報して万が一被害が大きくなるよりも「台風が上陸するから注意するように」と注意を呼びかけるほうが正しいという判断のもと行ったものでした。
それを知った時に、奥深い仕事でかっこいいなと思いました。
気象庁の人々のネタバレ含む見どころ③気象庁の人々
シウとハギョンのことだけを描いているのではなく、ハギョンの属する2課の人々の生活も垣間見れるのも面白いです。
ハギョンの姉はバツイチで実家に帰ってきているのですが、なんとハギョンの部下といい関係になります。
その関係も観ていて微笑ましいです。
また、何といってもオム主任家族を私は応援していました。
オム主任は、よくありがちな「家庭を顧みず仕事に没頭してきた夫」です。
長い単身赴任を終えて家に帰ってくるのですが、いつのまにか大きくなった娘との距離感がつかめないし、接し方も分からない。
妻の気持ちもいつのまにか分からなくなっていた・・・。
そんなオム主任の家族がどうなっていくのか？注目してほしいです。
気象庁の人々のネタバレ含む見どころ④何度目かのオンマ
このドラマのパク・ミニョンさんのお母さんは、キム・ミギョンさんです。お母さん役と言えばこの人！と言わんばかりの方です。
そしてこのキム・ミギョンさんとパク・ミニョンさんは、4度目の親子共演です。
「ランニング」
「成均館スキャンダル」
「彼女の私生活」
「気象庁の人々」
そして「ヒーラー」でも共演されています。
本当にお二人は縁がありますね！そんなところを見るのも楽しいです。
気象庁の人々のあらすじとネタバレ含む感想と見どころまとめ
スリルとサスペンスがあるわけではないので、ゆったりと見れるドラマだと思います。
少し刺激が足りないと思われる方もいるかもしれませんが、気象庁の人々の生活模様を少し垣間見る気持ちで覗いてみるのもいいのではないでしょうか♪
