「キム秘書はいったいなぜ」で一躍ラブコメ女王になったパク・ミニョン、この『彼女の私生活』でもコミカルな演技は健在です。
また、今までクールなイメージが多かったキム・ジェウクが初めてラブコメに挑戦したということで話題になった作品です。
演出は「医心伝心」を手掛けたホン・ジョンチャンで、その面白さはお墨付きです!
今回はそんな、『彼女の私生活』のあらすじとネタバレ含む感想・見どころをご紹介します。
彼女の私生活のあらすじ
美術館のベテラン学芸員としてバリバリ働くドクミ(パク・ミニョン)。
一方、私生活はホワイトオーシャンのチャ・シアン(ONE)を追いかけるアイドルオタク。
シアンの誕生日プレゼントに、彼の好きな画家の絵を落札しようとしたが、運悪く隣の男に横取りされてしまう。
そんな中、彼女が務める美術館の館長が不正に関与したとして逮捕される事態に。
新たに来た館長ライアン・ゴールド(キム・ジェウク)は、例のオークション会場でシアンの絵を横取りした男だった。
解雇を言い渡されたドクミだったが、ひょんなことからライアンとの偽装カップル生活がスタートする。
偽装のはずが次第に惹かれ始めるふたり。
“オタ活”とリアルに揺れるドクミ。
シアンを巡って繰り広げられる頭脳戦、ドクミとライアンの行方は⁈
彼女の私生活のネタバレ含む感想
オタクというのがベースにありますが、わりと王道なラブコメです。
ですが、パク・ミニョンとキム・ジェウクです。美男美女のラブコメがこんなに尊いとは!!
イチャラブなシーンも多く、キュンとすること間違いなしです!
ライアンゴールドの幼少期の謎があったり、過去のトラウマなど、ある程度予想できてしまうくらいベタな展開だったりしますが^^;
そして二人の恋のライバルとして、ウンギ(アン・ボヒョン)とチェ・ダイン(ホン・ソヨン)が出てきます。
特にウンギは、ドクミとは今まで”家族”として暮らしていたけれど、ライアンとドクミの距離が縮まっているのを見て、「あ、俺ドクミのことが好きなんだ!奪われたくない!」と焦ってアプローチを仕掛け始めるので、ドクミとライアンの邪魔しないで~!と思わずにはいられませんでした。
でもドクミにしたらウンギはやっぱり”家族”でしかないから、恋に発展するということは考えられなかったんですよね。
ちなみにウンギ役のアン・ボヒョンですが「梨泰院クラス」ではチャンガの常務を演じ、さらに知名度がアップしましたね!
役によって顔つきがガラッと変わるのには驚きます。
そして、個人的にはドクミのご両親が可愛くて好きでした。
石集めに熱を上げているお父さんをメン・サンフン、編み物に熱心なお母さんをキム・ミギョンが演じています。
このお二人のような素晴らしい名脇役が出演されていると、安心感と親近感を持って観れます。
ドクミのオタクっぷりは完全にご両親譲りですね(笑)
彼女の私生活ネタバレ含む見どころ①パク・ミニョンの見事なオタクっぷり!
アイドルオタクというのを家族にも職場にもバレないように必死に隠すドクミ。
彼女の自宅はシアンのグッズや写真で埋め尽くされているので、絶対に家族は家に入れない。さらに“オタ活”する時は帽子とマスク必須の全身真っ黒スタイルで完全防御!
逆に怪しい…(笑)だけどその姿も似合っていて、シアンを見つめる目はハート^^
シアンと一緒に仕事ができることになったときの彼女のトキメキはすごかったです。
夢のようですよね!芸能人と仕事できるなんて、オタクじゃなくても舞い上がると思います。
可愛いだけじゃなくて演技も文句なし。
オタクの感じも、きっと世のオタクたちが共感するような行動が多かったのではないでしょうか?ナチュラルで、観ていて興ざめするような瞬間がなかったのも好印象でした。
彼女の私生活ネタバレ含む見どころ②キム・ジェウク初のラブコメ
個人的にはもっとコミカルでも良かったな~と思ったのですが、初めての割には頑張っていたんじゃないでしょうか(ナニサマだ笑)
ツンデレなライアンゴールドは、普段はやっぱりクール。
でも時にワーワー騒いだり、ドクミはソンジュ(パク・ジンジュ)と同性カップルだと勘違いしていたり、ちょっとズッコケてるシーンは、ギャップがたまらなく可愛かったです。
ドクミがシアンのオタクだということを一方的に知った時、ライアンはオタ活ってどういうものか知りたくて「ラテ」というハンドルネームでドクミのサイトに入会します。
このサイトに入会したシーンの撮り方も面白くて、ただpc上で作業しているだけじゃなく、実際に自分がその”中”に入っていくんですが、ラテが入った時はバレないように女装して声も高めに話してて、それがすごく面白かったです^^
基本かっこいい人は何やってもかっこいい…結局そこに落ち着いてしまいます(笑)
ドクミと偽装カップルでキスしたふりの写真を撮っている時だって、美術館というアートな知的さに、大人の余裕と色気が溢れすぎててもう胸キュン要素しかなかったです。
コーヒープリンスの頃の初々しさから比べると、かなり素敵な紳士になりましたよね^^
彼女の私生活ネタバレ含む見どころ③チェウム美術館の親子
超個性的なオム館長(キム・ソニョン)。
逮捕されてしまうので館長の期間は短いですが、ぱっつん前髪に奇抜なファッション、それに特徴的な裏声はインパクト大!!一度見たら忘れられません。
キム・ボラ演じるキム・ヒョジン(シンディ)のお母さん、というのにも驚かされました。
このヒョジンも曲者でしたね。
インターンとして美術館にやってきますが、目的はドクミが“シナギル(サイト内のドクミのハンドルネーム)”だという証拠、ライアンとは偽装だということを暴きたくて終始アンテナ張っています。
それがまたお上手なんです!
このキム・ボラさんは「SKYキャッスル」での演技も絶妙でしたね。
アイドルを認めないお母さんと、反発するヒョジン。この親子の不器用な愛のストーリーが結構好きでした。
彼女の私生活のあらすじとネタバレ含む感想と見どころは?まとめ
重い展開はないのでサクサク見れますし、ラブコメ好きな方は満足できる作品ではないでしょうか。
また、オタクが主体になっていますが、ポップで明るく、一途に情熱を注いでいる人々を知ることが出来ます。
そういう私も韓国ドラマのオタクです。オタクを楽しみましょう!